カテゴリ:本( 11 )

読書復活

1年位前からか、好きな読書をあまりしなくなりました。
近視が進み、遠視も始まったので、読書にはものすごく都合の悪い目になってしまったのが原因。
あと、仕事が変わり、生活のリズムが以前と変わったのもあるかも。
それから、本を買うお金が・・・・・、これは前からか・笑
以前の職場は図書館の近くだったのですが、今は家のすぐ近くが職場なので、まずもって図書館に足を運ぶこともなくなってしまいました。
読書から遠ざかる理由がこんなにあったとは、今気づきました・・・・

それでも、たまに読むんですよ。
昔読んだ本を引っ張り出して、とか、娘が読んだ本とか。

最近では、ジャニーズ好きの二女が買った「ピンクとグレー」という小説。
NEWSの加藤シゲアキさんのことはさっぱり存じ上げないのですが、率直な感想・・・・・、予想以上によかったです!!
ほかの作品も、機会があれば読んでみたいと思いました。

そして、さっき読み終えた、「君の膵臓をたべたい」という小説。
こちらも作家さんのことは何も知らず・・・。本の帯に「2016年本屋大賞ノミネート」とか、何たら1位とか何たら2位とか書いてあります。
この本は、長女が友達から借りて読み終えた本で、「お母さんにも貸してあげる!」というので読みました・笑
感想は・・・・・、青春小説ですね。今の私にはちょっと・・・・・・爆 
あと、自分の文章の好みには合わないとも思いました。
きっと、好きじゃない・・・・・笑
娘は感動したのかな~~?高校生ですからね、ちょうどいいとは思います。

あとは、その長女が図書館から借りてきた犬やら猫やらにまつわる本も何冊か読みました。
今のペット業界の暗闇について書かれていたりして、結構ショッキングでした。
売れ残った子犬や子猫を、生きたままビニール袋に入れて冷蔵庫に入れて、生ごみの日に出す・・・・
こんなのはほんの1例で、むごい現実がたくさん書かれていました。
日本人全体がペットに対する意識をがっつり変えないことには、現状はなかなか改善されていかないのでしょう・涙

生きた動物を販売せずに、保健所に保護された犬や猫の里親探しをしながら、ペット用品を販売したりトリミングなどで収益を上げて営業を続けているペットショップもあるようです。
どうか、そのようなお店が増えていきますように・・・・。

時期的に、テレビドラマもゾクゾクと最終回を迎えます。
毎週金曜にやっている「私を離さないで」も、命について考えさせられるドラマです。
最終回を見届けてから、ぜひ原作を読みたいな、と思っています。
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by ina-kibi | 2016-03-16 18:18 | | Comments(0)

たまには旬の本を・・・

「映画見る前に、原作読みたいな~~~」と日々つぶやいていたら、長女が文庫本を買ってきて「お母さん暇そうだから先に読んでもいいよ!」と私に貸してくれました!
ジブリ映画の、思い出の〇ーニー
一気に読みましたよ~~~
ザ・児童文学!!という印象でしたが、少女達の感覚がとっても懐かしくて・・・、共感できる部分もたくさんありました!
結末も、意外といえば意外だったし。
最近は毒々しい、後味のよろしくない小説ばかりを読み漁っていたので、久々にすがしがしいです!

読みながら、原文ではどういう表現になっているのかな?と思う部分も結構あって、原書を買って英語嫌いな長女の英文講読講座でもしようかと思って検索したら、残念なことに在庫切れ、入荷未定となっておりました・涙
同じようなことを考える人が、世の中にたくさんいるってことでしょうかね・・・。

この小説に限らず、児童文学を原書で読んでみたいな~と思いました。
今年中にまずは1冊手をつけてみたいです。

ジブリ映画では、なぜか縁がなく見逃し続けているのが「もののけ姫」なんですよね~。
DVDを貸してもらえたので、ようやく見れそうです!!
週末のお楽しみにします♪
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by ina-kibi | 2014-07-28 22:13 | | Comments(2)

読書を・・・

今朝は長女を部活に送っていき、二女が中体連の応援に行きたいというので総合体育館まで乗せていくことに・・・。
試合の時間まで時間があったので一緒に体育館隣の中央図書館へも行きました。
最近本を読んでいなかったのでちょうどよかった!
3冊借りてきましたよ~。
今読んでいるのがこれです!

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北里大学の獣医学部の生徒さんが、動物愛護サークルを立ち上げて運営していくお話・・・かな?
まだ読み始めたばかりですが、面白いです!!
実は小さい頃、将来の夢に「獣医」と書いていた時期がありまして・・・
思いっきり、ドリトル先生シリーズの影響だったのですが・笑
中学生になり、学力的に「無理無理~~」ということに気づいたわけですけれど・・・・苦笑
この本、楽しみに読み進めようと思います♪

今度は中学校が期末試験の時期に突入です。
でも、我が家の中学生は応援のあと、のんきに近所の神社のお祭りに出かけておりまして、鉄砲玉なのでなかなか帰ってきませんよ~
去年までは姉妹そろってテスト勉強の時期はリビングに入り浸ってああだこうだやってましたけどね~
一人ずつになってしまうと、張り合いないかもですね~~~
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by ina-kibi | 2014-06-15 16:57 | | Comments(0)

土を思う日

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図書館から借りてきた3冊の本も読み終わってしまい、
家にまだ読んでいない本はないかな~と探していたら、
二女が中1のときに読書感想文のために読んだ
「奇跡のリ△ゴ」という文庫本が出てきました!
それを昨日から読み始め、今朝読み終わりました。
映画にもなったし、ご本人のお姿もテレビで拝見したことがあったし、
なんとなく読む前から内容はわかっているような気がしていたのですが、
とんでもありませんでした。
久々の大ヒットです。
とってもとっても興味深く最後まで一気に読みました。

無農薬で作物を作ろうという考えは、きっと誰にでも湧いてくるのでは・・・と思うのですよね。
私だって、生活費でまかなえる範囲であればそういう作物を探して手に入れたいと思います。
無農薬、無肥料のリンゴ作りに挑戦した農家さんも、きっと同じような考えで始めたんだろうと。
ところが、きっかけが全然違いました。
本屋さんで買おうと思った本を高い棚から取り出した際に、一緒にもう一冊落ちてきてしまって、その本が傷んでしまったのでしょうがなく買い取ったという、まさにその落ちてきた本がきっかけになったんだそうで・・・。
きっかけに限らず、この農家さん(木村さん)の歩んでこられた道そのものがとても個性的で、探究心に溢れる人生だというところも、予想外に読み応えがありました。
そして、なんと言っても主役はリンゴの木であって、農家の木村さんはそのリンゴの手助けをしただけだという・・・。
確かに・・・・。
人間はどんなに頑張ったって自分の指先に花を咲かせたり実をつけたりは出来ない、っておっしゃるんですが、本当にそのとおりですね。
人間がリンゴを作るんではないんですよね。

さて、読み終わって、「土」に改めて興味がわきました。
我が家にも庭があるのですが、なかなかよい土だと思うんですよね~・笑
家を建てたあとに、トラックで庭に土を入れてもらったのですが、何もしらなかったので何の注文もつけていないのですが、母曰く「いい土を入れてもらったね!」と・・・
そういう母も、農家の出なんです。
その後も母が、山に遊びに行っては落葉を拾ってきて庭に埋めてくれたり、土が凍結していない季節は残飯を穴を掘って埋めたり、そんなことをしつつ13年が経ちました。
そして我が家にも、リンゴの木があるんです!
姫リンゴという種類で、小さなリンゴなのですが、毎年たくさん実をつけます。
これこそ、無農薬、無肥料です!
でもやっぱり、夏の間はリンゴの木にありがびっしり登ってくるんですよね~。
でも10年以上も枯れずに、毎年実をつけるんだから、我が家のリンゴもとても力強く生きています。
毎日犬にばかり話しかけている私ですが、これからはリンゴの木にも話しかけてしまいそうです・笑

そんなわけで、今日は出勤前にピアノを弾く時間を土いじりの時間にしようと考えていたのですが、ピアノがすねたのか朝から雨が降ってまして、結局家にいてピアノを弾いて過ごしました^^
明日は晴れるようなので、ほこほこの土をいじって、リンゴの木の様子をうかがって過ごそうと思います。

「土」を触っていると、ここからきて、ここへかえっていくのだな、といつも思います^^
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by ina-kibi | 2014-05-09 22:41 | | Comments(2)

明日から頑張ろう!

今日(金曜日)は、中学校の終了式でした。
仕事から帰って来ると、居間でだら~~~~っとしている娘たちを発見!
まずは「通知表」に目を通し、母なりのコメントを述べさせていただきました(爆)
二人ともそれぞれ頑張った1年でしたし、
私も4月からは仕事がハード(体力的に?)になるので、
景気付け、ってなわけで、(今夜はお父さんも宴会で留守だし~・笑)
「よし、出かけよう!」と、女3人で突然出かけることにしました。
「ねえ、どこ行きたい?」
「まず、本屋だよね!」
と言うわけで、札幌まで足を伸ばし、大きな本屋さんで
3時間もの長居をしてきました~~。
久々だったので、満喫できて幸せでした!

娘たちはそれぞれにマンガやらアイドル関係やら文房具やら
卒業した先輩へのプレゼントやら、よい買い物が出来たようです。

いつもの春休みは、ま~~~ったく勉強などしない我が家の娘たちですが
今年はさすがに中3が含まれているため「何かしないと・・・」
という雰囲気が多少なりともただよっております。
そこで、昔からよくある「1日10分」とか
「10日で完成」とかいううそ臭いコピーの
超薄々問題集をとりあえず2冊ずつ(二女にもお付き合いいただくということで・・・笑)
購入しました。

そして私は、その「1日10分」やら「10日で完成」に勝るとも劣らない感じの
こんな本を購入したのでした!

ジャジャン!!!




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明日から実践してみようと思います♪

似たもの親子・・・、おそろしや・・・
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by ina-kibi | 2013-03-23 00:31 | | Comments(0)

わすれられないおくりもの

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小学3年生の国語の教科書に、
「わすれられないおくりもの」というお話が載っています。
 
年をとったあなぐまは、ものしりで賢くて優しくて、
森のみんなに頼りにされていました。
 
あなぐまは、自分の死が、そう遠いことではないと感じていました。
死んで体がなくなっても、心は残るということを知っていたあなぐまは、
死に対する恐怖はありませんでしたが、
後に残していく友達のことが心配でした。
 
ある日あなぐまは
  
  長いトンネルのむこうへ行くよ
  さようなら   
 
という手紙をともだちに残し、死んでしまいます。
 
あなぐまを愛していた森のみんなは大変悲しみます。
その夜、森に雪が降ります。

春になって、森の仲間達が互いに行き来し、
あなぐまの思い出を語り合うようになります。

あなぐまから譲り受けた智恵や工夫で、みんなは互いに助け合います。
いつしか、みんなの悲しみも消え、
あなぐまとの楽しい思い出を語り合えるようになります。
 
春のある日、もぐらは、思い出の丘にのぼり、
あなぐまが残してくれたおくりもののお礼を言います。
「ありがとう、あなぐまさん。」
もぐらは、あなぐまがそばで聞いていてくれるように思うのです。


 
あなぐまの死の瞬間は、こう書かれています。

ゆりいすをだんろのそばに引きよせて、しずかにゆらしているうちに、
あなぐまはぐっすりねむってしまいました。そして、ふしぎな、でも、
すばらしいゆめを見たのです。
おどろいたことに、あなぐまは走っているのです。
目の前には、どこまでも続く長いトンネル。
足はしっかりとして力強く、もう、つえもいりません。
体はすばやく動くし、トンネルを行けは行くほど、
どんどん速く走れます。
とうとう、ふっと地面から浮き上がっったような気がしました。
まるで、体が、なくなってしまったかのようなのです。
あなぐまは、すっかり自由になったと感じました。



以前、勤めていた職場の同僚と、
死について話をした時のことを思い出します。
彼は、人間をヤゴに例えて死を語ったエッセイを読んだことがあると
話してくれました。
水中で生活しているヤゴにとっては、水の上の世界は未知の世界。
水から出て、空中で暮らすことなんて、想像もつきません。
水の上に出ると、苦しいのではないか?恐怖でいっぱいです。
ですが、その時を迎え、水から出て、成虫になり、
ヤゴは、空中を自由に飛び回るトンボになるのです。
 
知らないから怖いだけ。
きっとそこには、自由な、晴れやかな世界が待っている。


もぐらの「ありがとう」は、あなぐまに届いていますよね。
私は、そう思っています。 
私も、だれかにとってのもぐらであり、
あなぐまでありたい・・・。
そう願っています。
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by ina-kibi | 2008-10-10 21:58 | | Comments(8)

五味太郎


絵本、好きです。
好きな作家の一人、五味太郎さん。

先日、家族で五味太郎展を見てきました。
 
そこに、こんなものが展示されていました。

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五味作品の、あの顔の、龍です(笑)。
こんな丼でラーメン食べたら最高ですね!


それから、こんなものも。

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な~るほど・・・。
初めて気がつきましたが、短針一本でも、おおよその時間はわかるのですよね。
う~~~ん、深い!
発想はお見事!!
でもこれ、使いにくそうですね・・・(汗)。

もちろん、絵の展示も豊富で、おなじみの絵本がアニメーションになっていたりと、
見所満載の五味太郎展でした。五味さんの絵が動くと、最高に楽しいです。
 
絵本コーナがあり、五味作品を心行くまで読むことが出来ました。
読んだことのない作品、いくつかありました。

その中で、ふむふむと思った本がこちら。

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「むかしのこども」=まさに私たち。
なかなかいいじゃあないですか、むかしのこども(笑)。
 
五味さんの絵も、色も、言葉も、独特の世界観で、とても好きです。
五味作品に触れた後は、時の流れや、空気の香りが、柔らかく感じるので不思議です。
これからも、五味さんの作品と仲よく、暮らしていきたいです。
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by ina-kibi | 2008-08-15 23:28 | | Comments(4)

オフ・ビート

私の好きなミュージシャンの一人に、
村上”ポンタ”秀一さんがいます。
ドラマーです。
彼のドラムの教則ビデオを持っています。
その名も「ドラミング スピリッツ」です。
 
その中で、「オフ ビート」について説明している部分があり、
それがものすごくわかりやすくて、私の音楽の幅をグッと広げてくれました。 
それまでただ聞き流していたジャズのリズムも、
唸りながら楽しめるようになりました。
 
ビートには、オンとオフがあります。
その、オフの部分を細かく刻んで、ンガンガンガンガと歌うのです。
例えば、16分音符を感じながら4拍子や3拍子を刻んだり、さらに細かく32部音符を感じながら・・・、連符を刻みながら・・・、といった具合です。

1枚の紙を等分する場合、
真っ白い紙と、方眼紙では、どちらが正確に等分できるか、わかりやすいか、
と言うのと、考え方は似ているかもしれません。
自分の中に、細かい升目を用意しておく、ということでしょうか。

音の出ている部分を歌うのは、案外できるものです。
しかし、音の出ていない部分をいかに歌うかによって、
音楽全体が全くちがってくるのです。
ビデオを見た時の衝撃は、忘れられません。
 
左手8分音符のアルペジオに、右手4分の3連符をうまくのせるのがとても難しく、
何度も何度も鍵盤の上に指を走らせていて、
ふと、彼のビデオを思い出したのでした。

このビデオ、今改めて見てみると
また新しい発見があるかもしれません。
故障中のテレビが映るようになったら、
一番最初に見てみようと思います。



 
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by ina-kibi | 2008-07-12 01:09 | | Comments(0)

どっち?

ピアノの購入を検討していた時に、
1枚のCDに出会いました。

レオシュ・ヤナーチェクというチェコの作曲家のピアノ曲を、
沢由紀子さんという日本のピアニストが演奏しています。
プラハで録音されたようです。 
使われているピアノは、検討中のピアノと同じメーカーのものでした。

知らない曲ばかりで、始めは耳に馴染まなかったのですが、
何日も聞いていると、心地よく、体に入ってくるようになりました。
ピアノの音も、素直で温かくて、心に響きました。
 
ヤナーチェクについて調べていて、
かなり前(20年くらい?)に見た映画に、彼の音楽が使われていたことを知ります。
ちょっと変わったフランス映画だったような気がしますが、
ストーリーも、音楽も、記憶にありません。

ところで、原作は?と、調べてみると、
チェコ生まれのミラン・クンデラの小説でした。
さっそく市立図書館のHPで検索してみたら、ありました!
ちょうど図書館へ出かけるところだった夫に、本のタイトルを告げ、
この本を借りてきてもらうことにしました。
 
帰ってきた夫は、
「ねえ、どっち?」と、2冊の本を差し出しました。
 
 「存在の耐えられない軽さ」 ミラン・クンデラ

 「存在の耐えがたきサルサ」 村上龍・対談集

まずは本家の方を読み進めています。
読みながら、映画のことも、少しずつ思い出してきました。
不思議と、俳優達の顔も、浮かんできます。
なかなかおもしろい小説です。 
 
読み終えたら、サルサの方も、読んでみようと思います(笑)。
 
ピアノは、グリーグの抒情小曲集より
「アリエッタ」と「メロディー」を練習しています。
どちらも、何度でも弾きたい、いつまでも聞いていたい、そんな名曲です。 
 
最近、ピアノの響きから、いろいろなことを思い出すのです。
40年も生きていると、記憶の山に埋もれてしまった大事な思い出というのが、
たくさんあるのかもしれません。
そういうものが、グリーグの、どこか懐かしい、
やわらかくて温かいメロディーによって、思い出されます。
ああ、あの映画、また見てみたいなあ。
あの人は、元気でいるだろうか・・・。

ピアノばかり弾いていて、
たまに口を開くと、なんだか昔のことばかり話す私を見て、
夫が一言。
「死期が近いんじゃないのか?」と。
 
・・・・・・・。


 
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by ina-kibi | 2008-07-09 00:32 | | Comments(0)

守るもの

小学2年生の国語の教科書に
『きつねのおきゃくさま』 (あまんきみこ・作)
というお話が載っています。
 
 きつねと出会ったひよこ、あひる、うさぎたちは、やせています。きつ
ねは自分の家で、食事を与え、太らせて、それから食べようと、
ひよこ、あひる、うさぎを、家へ連れて帰り、世話をします。
 ひよこ、あひる、うさぎは、きつねを信頼し、「やさしいお兄ちゃん」「親切なお兄ちゃん」「かみさまみたいなお兄ちゃん」と呼びます。きつねはそういうことばを耳に
するにつれ、しだいに親切に・やさしくすることへの喜びを感じ、心地よい
気持ちにひたるようになっていきます。
 
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 そして、次の場面です。

   ある日。くろくも山のおおかみが下りてきたとさ。
  「こりゃ、うまそうなにおいだねえ。ふんふん、ひよこに、あひるに、うさぎだな。」
  「いや、まだいるぞ。きつねがいるぞ。」
  言うなり、きつねはとび出した。
   きつねの体に、ゆう気がりんりんとわいた。 
   おお、たたかったとも、たたかったとも。
   じつに、じつに、いさましかったぜ。


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 このあと、おおかみは逃げていきます。
 その晩きつねは恥かしそうに笑って息を引取ります。
 ひよことあひるとうさぎは、きつねのためにお墓を作り、
 涙を流します。
 
 深い味わいのある物語です。
 2年生は、何を学び取るのでしょう。
 
 この歳になると、きつねと自分が重なります。
 
 信頼されると、人はやさしくなれる。
 守るものが出来ると、人は強くなれる。
 命を投げ出してでも、守り抜きたいものと出会えたことが、
 幸せなんだ・・・。

 
 子ども達にも、20年後、30年後に、是非読み返してもらいたい物語です。

  
 
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by ina-kibi | 2008-07-06 12:33 | | Comments(2)

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