カテゴリ:人( 14 )

まばたき、一回

楽しみにしていた、館野泉さんのコンサートが、明日に迫っています。
いつも通り仕事を終えてから、駅に急ぎ、特急で札幌へ・・・
改札を抜けたところで、友人が待っていてくれるとのこと!
そこから二人でタクシーに乗り、会場へ…。
開演10分前にはつけるかな??という、ほんとにギリギリなんですけど・・・
それでも友人は「いいよ、遅れたって!会えればいいんだから!!」と言ってくれてます。
くーーーーっ、沁みるーーーーー!!

人の一生なんて、ほんの1回のまばたきくらいのものじゃないか、って、よく思うんです。
それとか、砂浜の砂一粒くらいとか・・・

そんな、まばたき一回の、砂一粒の私の人生にも、
寄り添ってくれる人が、何人もいて、いろんなことを共感できて、ああ、幸せだな・・・。

館野泉さんのピアノの音は、本当に美しい。
舞台袖から姿が見えた瞬間から、音楽が始まっているように感じます。
今回で、お目にかかるのは3度目になります。
まだ、私も弾いてます。これからも、弾いていきます。
心の中で、そうつぶやきながら、次から次へとあふれ出てくる音におぼれてこようと思います。

そして、友人とゆっくり話して、エネルギーをたくさん蓄えてこようと思います!

その前に、家事を片付けないと~~~~・汗
[PR]
by ina-kibi | 2016-06-27 18:28 | | Comments(4)

両親

学校の定期試験の1週間前から、部活は活動停止。二女もアルバイトの休みを取ります。
そんなわけで、先週は娘たちが早い時間から家にいて、ちょっとにぎやか!
で、昨日、学校の帰りに二人そろって私の実家に行ったようで・・・
夕方おそくになって「今日は泊まっていくから!合宿する!!」と連絡が入りました。

先ほど、先に帰ってきた二女がいろいろ話を聞かせてくれました。
ばあちゃんと3人でショッピングモールに行って、いろんなものを買ってもらったこと。
そのあと、実家の近くのイタリアンのお店に3人で行っておいしいものをたくさん食べたこと。
朝食はチーズの入った豆腐ハンバーグだったこと。
じいちゃんは、2か月に1度だけ病院に通っているけれど、前回の結果が良くなくて、今回は1か月後に再検査、その結果もよくなければ入院、と言われているから、外食はせず・・・。
「じいちゃん、ちょっと痩せてた!ダイエットしたんじゃない?えらいね~」と二女。
検査にパスできるよう、摂生したのかな?だとしたら、ほんと、えらい!!

いつもは、バイトに疲れていてちょっと不機嫌な二女。
こちらも、様子を見ながら話しかけたり、なかなか難しい人。
だけど、こうやってのんびり過ごせていると、にこにこ笑顔でたくさん話をしてくれる。
そうだよね~~。社会って、疲れるんだもんね~~。
テストのこと、成績のこと、進路のこと。
「二女というのは、長女の後ろ姿を見て、ああはならないぞと学んでいくものだよ!」と教えておきました・笑

そんな長女は、ばあちゃんちから友達と合流し、今もまだどこかでテスト勉強中。
家にいると、誘惑が多くて(マンガとかマンガとかマンガとか・・・・)勉強できないから、のようです。

そうそう、二女が「ばあちゃんとじいちゃんの家は、ほんと、居心地が良くて落ち着くんだよね~」って言ってました。
自分の育った家を、娘にそんな風に言ってもらえるのはすごくうれしいし、両親の存在にも感謝でいっぱい。
いつも娘たちの好きなものをたくさん用意して待っていてくれて、ほしいものを買ってくれて、おいしいものを食べさせてくれて、小言も言わず・・・・。
私も、そんな風に育てられたんだな…・。ありがたいです。

両親をいつか失うことを考えると、もうそれは胸がぎゅーーーっと苦しくなります。
でも最近、いつか娘たちも、私たちの死を想像して、胸が締め付けられる思いを味わうのかと思うと、また更に胸がぎゅーーーーっと苦しくて…。

いつもありがとう。いつまでも、元気でいてほしい!!
いつもその思いでいっぱいです。
[PR]
by ina-kibi | 2016-05-28 19:54 | | Comments(0)

友達

昨日の卒業式で、卒業生が合唱した曲は「群青」という曲でした。



「群青」

ああ あの町で生まれて 君と出会い たくさんの思い抱いて
一緒に時間(とき)を過ごしたね
今 旅立つ日 見える景色は違っても
遠い場所で 君も同じ空 きっと見上げてるはず

「またね」と 手を振るけど 明日も会えるのかな
遠ざかる君の笑顔 今でも忘れない

あの日見た夕陽 あの日見た花火 いつでも君がいたね
あたりまえが 幸せと知った 自転車をこいで 君と知った海
鮮やかな記憶が 目を閉じれば 群青に染まる

あれから2年の日が 僕らの中を過ぎて 3月の風に吹かれて 君を今でも思う

響け この歌声
響け 遠くまでも
あの空の彼方へも 大切な すべてに届け
涙のあとにも 見上げた夜空に 希望が光ってるよ
僕らを待つ 群青の町で

きっと また会おう
あの町で会おう
僕らの約束は 消えはしない 群青の町で

また 会おう 群青の町で・・・



震災の日、長女は小6、二女は小5。
瞬く間に町が波に飲まれていく映像を、無言で見つめていました。
うそだよね?これ、今なの?これは今本当に起こっていることなの?
あの車の人は?死んじゃうの?

あれから4年。
あの時の小5たちが、卒業式で泣きながら歌ったこの歌。
何を感じていたのだろう。
支えになる思い出、友達、これからも増えていくことでしょうね。

この年になっても、やっぱり友達の存在は本当に大きいです。

家族のこともあれこれ悩みますけれど、でもそれほどでもない。
ここ数年、もっと自分を悩ませていることがほかにある。
解決しそうでしない。決断ができない。いい流れが、なかなかやってこない。
八方ふさがり。自分に嫌気が差す。
そんな今日この頃でした。
娘の卒業式の前日、私宛に宅配便が届きました。
差出人は、20代のころほんの1年だけ一緒の職場で働いた同世代の仕事仲間。
当時まだ独身でお互い一人暮らしだった私たちはすぐに打ち解け、暇さえあれば一緒に出かけました。
風邪をひいては一緒に病院に行き、まとまった休みが取れたら一緒に遠出し・・・。
出会って1年後、彼女は結婚し東京へ戻りました。
その3ヵ月後、私も妊娠し退職しました。
彼女はその1年後妊娠し、彼女の長女は我が家の二女と同級生。
いまとなってはネット社会、メールにLINEと、離れている人といつでも連絡取れる時代になりましたが、お互いの携帯番号も知らず、年に1,2度手紙のやり取りがあるかないか・・・という私たち。

届いたのはおいしそうな焼き菓子です。
「△△さん、◎◎ちゃんのご卒業おめでとう!」と・・・
娘さんは春から女子高へ通うことが決まったそうです!!
「受験生の親って大変ね~。2年も続けてほんとにご苦労様でした」と優しい言葉。
ささくれ立っていた自分の気持ちが、なんだかスーーーっと穏やかになった瞬間でした。
1年前のこの時期にも、長女の卒業に際して「お疲れ様」とおいしい焼き菓子を送ってくれた彼女。

こちらは公立の合格発表待ち状態なので、結果がはっきりしたら報告を兼ねて、おいしいお菓子をセレクトして送ろうと思います!!

いつも、誰かが、かさついた心をなでなでしてくれる。
幸せだな~、有り難う!!



[PR]
by ina-kibi | 2015-03-14 12:35 | | Comments(0)

また会えたね

子ども達が小さかった頃、なんとなく『遠い未来』として高校生になった娘達の姿を想像したこともありました。そんなことを日常のふとした瞬間に思い出し、「ああ、今は本当に高校生になってる!」なんて思ったりするんですけど・笑

何かと忙しいんですね・・・、部活も習い事もやってて、先生が妙に熱心な高校で勉強がいまいちな高校生って・爆
私が現役高校生の頃は、部活もせず、好きなようにピアノを弾いて、先生達はまるで大学教授かいなというほど一方的な授業をし、生徒の成績や進路にもあまり干渉せず・・・
「自己責任」という考えは、高校時代にしっかり身についた気がします・・・

そんな忙しい現代の高校生の娘は、来週から体育でプールの授業が始まるというので(市内で一校だけなんですけど~プールあるの~・汗)、水着やらコンタクトやらと用意するものがいろいろあって。
でも毎日忙しくてなかなか買い物にもいけず。
昨日、部活終わりと私の仕事終わりで待ち合わせしてようやくコンタクトを作って、水着を探して、吹奏楽のユニフォームに使うワイシャツ(本番明日ですけど・・・汗)を探して、と、ショッピングモールを行ったりきたりしました。
1週間の疲れがどっぷり出る金曜の夜、私は死にました・・・・苦笑

「もう限界」「さあ帰ろう!」となり、テスト前でおそらく家で勉強をしているであろう二女に何かお土産を・・・と頭をひねり、「そうだ、杏仁豆腐を買って行ってあげよう!」となり、輸入食品雑貨のテナントに向かったのですが、そのお店の前で、同じ年頃の母娘ペアがこちらを見て小声で「〇〇ちゃん?」と娘の名前をつぶやいているのです。
おや?知り合い?あら?だれだっけ~~??
近づいていくにつれ思い出しましたよ~~~!!
小学校の中学年の頃とっても仲良くしてくれていたお友達です。
隣の小学校に転校してしまったのですが、それこそ「高校でまた一緒になれるかも?」って思ってたんですよね~。それがもう、本当に高校生になっちゃってる!!
お母さんも相変わらず優しい笑顔で癒されました~。

「どこの高校に行ってるの?」「吹奏楽やってるの?」「変わんないね~」などなど、和やかに言葉が交わされ
、「またどこか出会えるね!吹奏楽がんばろうね!」と言って手を振りながら別れました。

彼女は不思議な縁結びの神様なんです。(←過去記事参照)

まだあどけない小学生の頃の二人は、ころころと楽しそうに遊んでいたのですが、離れてからそれぞれピアノに合唱にと音楽に触れて、中学も別々の学校でパーカッションとコントラバスで吹奏楽部をがんばり、そして今また、高校生として吹奏楽を楽しんでいるんだな~。なんだか不思議~。

また会えたね!
いつかどこかで、一緒に演奏できるといいね♪♪

覚えていてくれて有難う!疲れきってとぼとぼ歩いている私達に声をかけてくれて有難う!!
心のそこから、そう思いました。

明日は、市民による吹奏楽祭(春と秋にあるのです!)なので、二人の華麗な音楽(笑)がそれぞれの学校のバンドで演奏されるというわけです。
楽しみですね~。がんばれ、忙しい高校生達よ!!!
[PR]
by ina-kibi | 2014-06-21 12:44 | | Comments(2)

職人

「職人」
この言葉にあこがれるようになったのは
かなり最近のことでしょうか。
子どもたちが少しずつ大きくなってきて、
その将来について話をするようになり、
「お母さんは、もし生まれ変わったとしたら、
今と同じ仕事をする?それとも別のことがしたい?」
というような質問をされたときに
ふと自分の口から出たのが
「職人になりたい!」と言う言葉だったのです。

業種はこれと決まっているわけではないのですが、
何か、ひとつの道を究めて行きたい
手間を惜しまず、丁寧に仕事をこなして行きたい
自分の仕事に、誇りを持っていたい
そんな思いがあるのです。
それは 対「人」という仕事ではなく
ものづくりをしてみたいのです。

とまあ、ここまでは、職人と言う言葉に対する、自分の憧れのお話。
ここからは現実のお話です。

家を持つと言うことは、なかなか大変なことです。
ローンを背負い、税金を払い、年数がたつと次から次へとメンテナンス・・・
「ありじごくだ~~~ 」と思っている私(笑)。

我が家は来春あたり、外壁&屋根の塗装をしなければならないようで、
この冬の間に、お願いする業者さんを決めておこうと
いくつかの業者さんに見積もりをお願いし、お話を伺っています。

これがとてもおもしろいのです!

1社目は、道内でも大手だと思うのですが、
実績もあり、価格も納得の範囲。
何より、施工後の10年間は無料で保証してくれるというのが魅力的。
年に2度、点検に訪れて、不具合があれば手をかけてくれるというのです。
ネットでの口コミも、かなり好評!

2社目は、地元の個人の業者さんで
独立してまだ3年目と言う業者さん。
電話で問い合わせると、いかにも口下手そうな応対で
こちらが「電話して悪かったかな~」なんて思うほど・・・(汗)。
約束の時間にやってきて、非常に居心地悪そうに我が家のリビングにぽつんと座りました。
こちらがリードする形で、話を進め、
作業工程や塗料のことなど一通り話を聞いて、
「では、壁面積を測って帰って、あとで見積もり書を持ってきます」と
きめ台詞をおっしゃったところで、腰を上げるかと思いきや
そこから、ちょっと表情が柔らかくなり、ポツリ、ポツリと話を始めました。
「僕、塗装が大好きで、いろいろ塗ってるんですよ~」と。
始まりは、子供の頃のプラモデル作りだったそうです。
工業高校へ進み、就職を考えたときに「一生続けるんだから、好きなこと!」と思って
塗装業を選んだとか・・・
修行を積んだ業者から3年前に独立、
もちろんすぐに仕事が入るはずもなく、
しばらくはほかの業者さんの手伝いをして生計を立てていたとのこと。
10年の保証書は付かないけれど
毎年春になると、自分が手がけた仕事のその後が気になって
2,3日かけて、市内を回って見るんだそうです。
そこでいろいろ反省をしたり、にんまりしたり、
気になるところがあれば、手直しして回るそうです。
施工期間は長くかかるとのこと・・・というのも
お一人で塗るんだそうです。
屋根のこすりなどは、アルバイトを雇うとのことですが
塗りに関しては、すべて自分の手で、というこだわりを持っているようです。
お客さんが「長くかかるのは困る」という場合は、信頼できる仲間を呼んでくるんだそうですが
特に急がないのであれば、一人でやりたい、と・・・。
「ようやく仕事が取れるようになってきて
この先が楽しみになってきた」と話していた、
同年代かもしくは少し年下のオタクっぽい男性。
今の時代の「職人」という気がしました。

あと、1,2当たってみて、情に流されず(笑)、
でも、我が家なりのこだわりをもって、
10年に1度の塗装をお願いしようと思っています。
[PR]
by ina-kibi | 2011-01-17 20:19 | | Comments(0)

ありがとう、の気持ちを込めて・・・

今日はバレンタインデイ。
毎年、娘達と3人で、お菓子を手作りしています。
ここ数年、娘達が毎年贈っている方の一人に、
地域の「見守り隊」のおじさんがいらっしゃいます。
この地域では、小学校の登校時と下校時に
地域の仕事を引退した先輩達が
あちこちの交差点に立って、子ども達を送り出し、迎えてくれるんです。

我が家の窓から見える、一番近い交差点に立っていてくれるおじさんに
娘達は毎年、チョコをプレゼントしています。
次女が1年生の時からなので、今年で3回目です。

朝は7時15分にはもう交差点に立ってらっしゃる。
嵐の日も、吹雪の日も、夏の暑い日も・・・・。
子ども達ばかりではなく、中学生、高校生、仕事に向かう社会人、
車で通る人にも、挨拶をして、気持ちよく送り出してくれる。
ほんとに心から尊敬しています。

この地域に暮らしていて、皆さんに守られて娘達が成長していることが
とても幸せに感じます。
私たち夫婦も、娘達が巣立って、仕事を引退したら、
地域への恩返しのつもりで、同じことを行えたらいいね~と話しています。
そのために、我々も成長しなくては・・・と思います。

「中学に行っても、高校に行っても、おじさんが交差点に立たなくなっても、
ずっと毎年おじさんにチョコをあげるんだ!!」と娘達が言っています。
ぜひぜひ、実行してもらいたいと思います♪
[PR]
by ina-kibi | 2009-02-14 17:22 | | Comments(4)

おむすびとコーヒー

昨日は、夕方からお父さんと娘達3人で買い物に出かけました!
1時間ほどで帰ってくるかと思いきや、夫からメールが・・・。
二女が例によってなかなか決められず、まだ時間がかかりそう。
夕食は済ませて帰るから、と・・・。
やった~~!!とばかり、自分は残り物でささっと食事を済ませ、
のんびりテレビを見ていました。

何となくつけたBSで、ある方のドキュメンタリーをやっていました。
佐藤初女さんとおっしゃる方です。
この方の作るおむすびのおいしそうなことと言ったら・・・・。
「食は命」という言葉も、心に染み渡りました。

そして、今日は、娘達はいとこの家に遊びに行っているので、
年末の掃除も、お正月の準備も放りだして、
ずっと見たいと思っていた「かもめ食堂」という映画のDVDを1人で鑑賞しました。
思ったとおりの空気感。居心地のいい映画?
そしてやっぱり、とてもおいしそうだったのが「おむすび」、そして「コーヒー」です。

コーヒーは、実は私はほとんど飲みません。
でも、チョコレートを食べると、飲みたくなります。
我が家では、夫が大のコーヒー好きで、
独身時代は生豆を購入し、中華鍋で自家焙煎していたほどだそうです。
今はそこまでの時間も気力も財力も無いようです(笑)。
ネットで購入した豆を、毎朝挽いて、
ヤカンにお湯を沸かして、自分でドリップしています。
 
かもめ食堂を見ていて、ふと、コーヒーには飲む楽しみのほかに
入れる楽しみがあることに気付きました。
これから、夫に教わって、おいしいコーヒーの入れ方を学び、
自分も少しずつコーヒーを飲んでみよう!と思いました。

年末年始休暇中に、おいしいお菓子をこしらえて、
おいしいコーヒーを入れて、家族でホッとした時間を過ごせたらいいなと思います。
[PR]
by ina-kibi | 2008-12-29 21:51 | | Comments(4)

時代の流れ

先日、二女の目が充血していて「痒い」というので、眼科へ連れて行きました。
市内には、とても人気(?)のある眼科が1軒、
ショッピングモールの中に今風(?)の眼科が1軒、
そして街外れに昔からある眼科が1軒。
もちろん、大きな総合病院にも眼科がありますが・・・。

私は、ものすごく個人的な感覚ですが、この、人気のある眼科が
あまり好きではありません。
先生達は腕が良いらしいく、スタッフもきちんとされているようなのですが、
どこかマニュアルチックで、四角四面な感じがするのです。
なので、いつも、昔からある眼科に診てもらっていました。
この眼科は、私が20代そこそこのころまでは、
ものすご~く繁盛していて、待合室から外に人があふれるほどでした。
ですが、人気の眼科が出来て以来、患者さんのほとんどが
そちらに流れていってしまったようです。
いつ行っても閑散としていて、なんだか気の毒なくらいでした。
 
その眼科へ、二女をつれて行きました。
すると、玄関ドアに貼り紙が・・・。

「まことに勝手ながら、12月27日をもって、閉院いたします。
長い間、ありがとうございました。」

私たちが行ったのは25日。
患者さんは一人もいませんでした。
「多分、アレルギー性の結膜炎だと思います。
1週間分のお薬出しておきますので様子を見てください。」とのこと。
様子を見て、よくならなくても、もう先生には診てもらえないんですよね。
 
帰り際、会計のお姉さんが二女に、
「これね、携帯の画面をお掃除できるマスコットなんだけど、もらってくれる?」と、
差し出してくれました。
二女は「ありがとう!」とうれしそうに受け取って、大事に持って帰りました。
 
b0141377_16413718.jpg


おかげさまで、2,3日で目はすっかりよくなりました。
二女はそれ以来ぞうのマスコットをいつも持ち歩いており、
最近では、ピアノの練習をするときには譜面台に座らせています。

私が初めてめがねを作ったのも、初めてコンタクトレンズを作ったのも、
娘達の目の具合が悪い時にお世話になったのも、この眼科です。
先生、特にやさしいわけでもなく、怖いわけでもなく、
どこにでも居る普通のおじいちゃん先生です。

時代の流れなんでしょうね。
「栄枯盛衰」という言葉が、ふと頭をよぎります
数えるほどしか通ったことのない眼科ですが、
閉院に際して、いろいろ感じるものがありました。
 
[PR]
by ina-kibi | 2008-12-29 16:51 | | Comments(2)

余韻

先日、友人と舘野泉さんのコンサートに行ってきました。

舘野さんがピアノの前にすわり、メガネをかけた瞬間から、
音楽が始まるような気がしました。
鍵盤に手を置いて、音を出す、その前から、音楽が流れ始めているように思いました。

舘野さんが曲を終えられるとき、最後の音が、ゆっくりと空気に溶けていって、
しばらく会場がその余韻に包まれていました。
その余韻が、今でも続いているような気がしています。
 
最近、北欧の音楽に触れる機会が多く、
舘野さんのCDをよく聞いていました。

以前の舘野さんも、そして現在の舘野さんも、
どちらも、ほんとうに素敵です。
 
 
b0141377_2144491.jpg

          アイノラ抒情曲集 / 舘野 泉 with 平原あゆみ


アンコールで弾いてくださった、シューベルトとカッチーニのアベマリアを、
娘達にも聞かせてあげたくて、このCDを買いました。

また、宝物がひとつ、増えました。
[PR]
by ina-kibi | 2008-10-21 21:52 | | Comments(4)

いつの日か

以前「歌を歌う」という記事を書きました。
最後の授業で、心を込めてアベマリアを歌ってくださった
先生のことを思い出して書いた記事です。
 
先日、卒業校の同窓会報が届き、
先生が亡くなられたことを知りました。
偶然にも、私が先生のことを思い出し、
記事を書いたその月に、亡くなられていました。
 
卒業してから20年が経っています。
時代は、常に流れています。
子どもは成長する、
自分は、歳をとる。

だけど、鮮明に覚えているいくつかの場面は、
今でも色あせることなく、心の中に存在し続けています。
そんなひとつが、先生の歌でした。
 
ありがとうございました。
それだけを伝えたくて、
ピアノに向かって、バッハを弾きました。
まだまだ、思った演奏には程遠いダメ演奏で、
深い溜息が出てきます。
でもいつの日か、納得の演奏を、胸を張って
お届けしますから、待っていてください。
 
この会報に、こんな言葉が載っていました。

   
  知恵は輝かしいもので その艶をうしなうことがない

  それを愛する人はたやすく見つけ それを探し求める人は見出す

  知恵の確実な始まりは それを学び取ろうとする望みであり

  学び取ろうとする望みは それを愛することだ
 

 
生涯、謙虚に学び続けていきたいです。
[PR]
by ina-kibi | 2008-10-01 16:20 | | Comments(2)

日々の記録


by ina-kibi
プロフィールを見る