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暗譜

暗譜、私は得意ではありませんでした。
特に、先生の前や、ステージの上での演奏では、
一瞬頭が真っ白になることがあり、恐怖でした。
 
娘達は、譜読みが嫌いなんです。
とは言っても、新しい曲に入った時は頑張って譜読みします。
そして、初レッスンの時にはほぼ暗譜しています。
どういうことだ?そんなに楽譜を見ながら弾くのがいやなのか~?
鍵盤を見てなきゃ、弾けないのか~?
ずっとそのことをマイナスに考えていました。

ところが、自分の暗譜と娘達の暗譜は、違うということに最近気が付いたんです。

娘達は、左手も右手も、みごとにドレミで歌える、そういう暗譜です。
私は、弾くことは出来るけど、ドレミで歌えるかというと、
歌えないところも多々あります。
ましてや、左手なんて、右手に合わせて何となく覚えているだけで、片手で弾くとなると
全然覚えていないんじゃないかな。
指が、鍵盤の感覚を覚えている、そういう暗譜でした。
 
そして、最近、自分も娘達化してきていることを感じるんです。
レッスン曲は、気がつくと暗譜しています。
左右、それぞれ、ドレミで歌えたりします。
何より、場所やピアノが変わっても、あまり影響を受けません。
音を覚えているからでしょうか。
すると、音を聞くことに集中できて、演奏に少しですが余裕が生まれます。
 
なるほど~、こういうことだったのか~。
またひとつ、娘達から教わりました。

でも、娘達よ、暗譜が早い割には、演奏に余裕がないのはなぜなのかしら~?
やっぱり、もう少し弾いた方がよいのではないでしょうか~?
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by ina-kibi | 2008-10-30 20:38 | ピアノ | Comments(2)

子供の夢

最近、長女がよくピアノ曲のCDを聞くようになりました。
始まりは、姉妹揃ってのシルバニアファミリーを使ってのごっこ遊び。
小学校中学年の2人ですが、やってることは幼稚園児並みです(汗)。
「今日は、ピアノの発表会で~す!」とか
「学習発表会」「お遊戯会」「コンサート」などなど、
飽きずによく遊びます。
そんな時に、CD使うのです。
曲の中身はあまり理解していないようですが、
「この曲は、何分何十秒」というのは、妙に正確に覚えている2人です(笑)。

そして長女は、ようやく最近、ごっこ遊び以外の、ちょっとした時間や、
休日ののんびりした午前中など、好んでCDを聞くようになってきました。
 
そんな長女にプレゼントをしたくて、このCDを購入しました。

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                 子供の夢 / 黒川 浩

収録されている曲はといいますと・・・
 
グリーグ     アリエッタ     バッハ       プレリュード ハ長調
シベリウス    樅の木      ブルグミュラー  アラベスク
カバレフスキー 悲しい物語    フォーレ      月の光

などなど、全21曲です。 

自分が弾いたことのある曲だったり、
私が弾いているのを聞いていた曲だったり、
どこかで耳にしたことのある曲が多くて、
1曲1曲に、親近感を持って聞いているようです。

「このCDのタイトルは、子供の夢、っていうんだって。」
と私が言うと、
「やっぱりそうか!このCDは本当に私の夢だと思ったんだ。頑張れば叶うかな。」
と言いました。

頑張って、叶うといいね~。

そのためには、一日30分の練習時間を、まずは倍増させてみてはいかがでしょうか~(爆)?
 
現実はさておき、
そんな風に思って聞けるCDに出会えて、よかったね!と、母はうれしく思っています。
 
そうそう、それから長女は
「この、ジャケットの写真の笑顔がいいよね~!」とも言っておりました(笑)。
同感同感!いい笑顔ですね~。

このCDを紹介してくださったMご夫妻、
ほんとうにありがとうございました!!
家族で大切に聞いていこうと思います♪





 
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by ina-kibi | 2008-10-23 19:48 | ピアノ | Comments(2)

余韻

先日、友人と舘野泉さんのコンサートに行ってきました。

舘野さんがピアノの前にすわり、メガネをかけた瞬間から、
音楽が始まるような気がしました。
鍵盤に手を置いて、音を出す、その前から、音楽が流れ始めているように思いました。

舘野さんが曲を終えられるとき、最後の音が、ゆっくりと空気に溶けていって、
しばらく会場がその余韻に包まれていました。
その余韻が、今でも続いているような気がしています。
 
最近、北欧の音楽に触れる機会が多く、
舘野さんのCDをよく聞いていました。

以前の舘野さんも、そして現在の舘野さんも、
どちらも、ほんとうに素敵です。
 
 
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          アイノラ抒情曲集 / 舘野 泉 with 平原あゆみ


アンコールで弾いてくださった、シューベルトとカッチーニのアベマリアを、
娘達にも聞かせてあげたくて、このCDを買いました。

また、宝物がひとつ、増えました。
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by ina-kibi | 2008-10-21 21:52 | | Comments(4)

続・こんなはずでは・・・

 
夕べは、それぞれ期待はずれな夜を過ごした我が家。
気を取り直して、本日は明るく!!
それぞれ元気に、学校、職場へと散って行きました。
 
私が仕事から帰ってくると、娘達がランドセル背負ったまま、
玄関付近をうろうろ・・・。
「今日、鍵を持っていくの忘れちゃって・・・」
こともあろうに、二人揃って忘れたようです。 
 
そして今日は、ピアノのレッスンの日。
次女はともかく、長女は、真面目に練習をしました
(時間は短いですが・・・汗)!
私も同じ曲を先生に見ていただいているので、
2人で合同練習を何度もしました。
音楽辞典を引いて、指示用語の確認をし、
イメージを膨らませて、フレーズごとにしっかり弾き込んで
(時間は短いですが・・・汗)
長女なりの「ちょうちょう」が、少しひらひら舞うように!!
長女も私も、今週に限っては、ちょっぴり自信がありました。
 
レッスンが始まり、ハノン、そしてちょうちょうです。
1回目を弾いている途中で止められ、ダメだし・・・。
「このソの音がいやだわね・・・。もう一回弾いて!」
「ちがう!変わってない!!もう一回。」
「そうじゃなくて、こうよ~。こんな風に弾けない?」
「いや、全然変わってない!!」
ありゃりゃ~~~。
見ていると、長女は、先生がどういう音を求めているのか、
わかっていない様子。
ついでに、私も、
長女の音と同じとは思いませんでしたが、
どんだけ違うのか、よくわかりませんでした(汗)。

先週は、「蝶々の羽根に穴でも開いてるの?」といわれた長女。
「機械的じゃなくて、もっとひらひらとした感じを出してよ。」とも言われてました。
そして今週は「もっとカッチリ!拍がずれないように。」と言われて、
「メトロノームいくつで練習してきたの?」と先生。
「メトロノームつけてません。」と長女。
先生の溜息・・・・。

でも先生、メトロノームつけての練習はいったん止めて、
イメージを膨らませて弾くことを先週は求めてらしたのでは?
娘は練習してきたのですよ~~~(時間は短いですが・・・汗)。
まずは最後まで聞いてやってくださいよ~~~。
と思いつつ、外野は黙って見ているほかありませんでした。
 
さて、ここからが地獄です。
メトロノームつけて、遅れると止められます。
また始めから・・・、そして遅れるとやり直し。
そして問題の「ソ」も、未解決のまま、
その音を弾くたびに、先生は首を傾げます。
 
長女は何度も何度も目をこすります。
「目、痒いの?」と先生。
「はい」と長女。
きっと泣いてるんだ・・・・。
二女が2回、長女のところへティッシュを運んでいきました。
 
長女は、レッスンを受けて泣いたのはこれが初めてです。
どんなに叱られても、溜息をつかれても、
ニコニコと笑って、やり過ごしてきたので、
ある意味すごい子だな・・・と思っていたのですが、
とうとう涙が出たようです。
 
わかってるよ。
頑張って変わったところを、先生にわかってもらいたかったんだよね。
それから、新しい注意をして欲しかったんだよね。

帰りの車に乗ったとたん、長女が
「お母さん、ウチに帰ったらすぐに、今日のレッスンの解説をしてよ。
全然わからなかった。」と言いました。
 
「ゴメン、お母さんもわからなかった・・・。」
私も涙声になってしまいました。
 
そんな2人を見て二女が
「私も今日は泣きそうになったよ~。左手が痛くて!」
と・・・。
3人で半べそかきながら大笑いしました。

明日こそ、楽しい一日になりますように!!
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by ina-kibi | 2008-10-16 22:17 | ピアノ | Comments(6)

こんなはずでは・・・


今日は、家族、二組に分かれて予定がありました。

長女と私は、及川浩治さんのピアノコンサートに行く予定。
次女と夫は、家でのんびり留守番の予定。 
次女は、長いことじっと座っているのが苦痛らしく、
留守番を自分から申し出ました。
己をよく知っているという点で、
この次女の決断に感心していました(笑)。
 
それぞれが、今夜を楽しみにしていました。

が、昨夜遅く、何となく覗いて見た及川さんのHPに、
ご本人が急病のため、コンサート中止、と記されていました(涙)。

長女は、初めてのピアノソロのコンサートを楽しみにしていたのですが、
病気ならしょうがないし、ご本人が一番辛い思いをしているのだから、
早く元気になるように応援しよう!と気持ちを切り替えたようです。
元気になって、また予定を立てて、こちらに来てくれる日を、待とうと。
いつものように、友達と外遊びを堪能し、
学校の宿題などを済ませ、
私に急き立てられて、ピアノの練習を始めました。
相変わらず時間は恐ろしく短いですが、
なかなか頑張って練習をしています。
ちゃんと、昨日よりよくなったところが、少しですが見えました!
これが大事です。

そして次女は・・・・
鬼母が留守の間、ピアノなんて触る気もなく、
お父さんと2人で、おいしいものを食べて、
家でだらだらテレビゲームでも・・・と夢見ていたようなんです。
いつもと変わらない食事に、宿題、ピアノの練習と、
母親の私に追い立てられて、非常に不機嫌です。
かわいそうだからとピアノの練習に付き合ったのが運の尽き。
弾いている顔がもう死人状態。
注意されても知らん振り。
弾きたくないオーラが全身から湯気のように出まくっています。
とうとう言ってしまいました。
「もうやめなさい。明日もレッスンに行かなくていい。
とっとと歯を磨いて寝なさい!!」と・・・(汗)。
本当に、寝る支度を始めました(怒)。
 
親も子も、それぞれ楽しい夜を過ごす予定だったのに・・・
どうしてこんなことに~~~(涙)。
 
及川さんの回復を、心からお祈りしています。
一日も早く、思う存分ピアノが弾けるように、元気になってくださいね!
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by ina-kibi | 2008-10-15 20:52 | ピアノ | Comments(6)

わすれられないおくりもの

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小学3年生の国語の教科書に、
「わすれられないおくりもの」というお話が載っています。
 
年をとったあなぐまは、ものしりで賢くて優しくて、
森のみんなに頼りにされていました。
 
あなぐまは、自分の死が、そう遠いことではないと感じていました。
死んで体がなくなっても、心は残るということを知っていたあなぐまは、
死に対する恐怖はありませんでしたが、
後に残していく友達のことが心配でした。
 
ある日あなぐまは
  
  長いトンネルのむこうへ行くよ
  さようなら   
 
という手紙をともだちに残し、死んでしまいます。
 
あなぐまを愛していた森のみんなは大変悲しみます。
その夜、森に雪が降ります。

春になって、森の仲間達が互いに行き来し、
あなぐまの思い出を語り合うようになります。

あなぐまから譲り受けた智恵や工夫で、みんなは互いに助け合います。
いつしか、みんなの悲しみも消え、
あなぐまとの楽しい思い出を語り合えるようになります。
 
春のある日、もぐらは、思い出の丘にのぼり、
あなぐまが残してくれたおくりもののお礼を言います。
「ありがとう、あなぐまさん。」
もぐらは、あなぐまがそばで聞いていてくれるように思うのです。


 
あなぐまの死の瞬間は、こう書かれています。

ゆりいすをだんろのそばに引きよせて、しずかにゆらしているうちに、
あなぐまはぐっすりねむってしまいました。そして、ふしぎな、でも、
すばらしいゆめを見たのです。
おどろいたことに、あなぐまは走っているのです。
目の前には、どこまでも続く長いトンネル。
足はしっかりとして力強く、もう、つえもいりません。
体はすばやく動くし、トンネルを行けは行くほど、
どんどん速く走れます。
とうとう、ふっと地面から浮き上がっったような気がしました。
まるで、体が、なくなってしまったかのようなのです。
あなぐまは、すっかり自由になったと感じました。



以前、勤めていた職場の同僚と、
死について話をした時のことを思い出します。
彼は、人間をヤゴに例えて死を語ったエッセイを読んだことがあると
話してくれました。
水中で生活しているヤゴにとっては、水の上の世界は未知の世界。
水から出て、空中で暮らすことなんて、想像もつきません。
水の上に出ると、苦しいのではないか?恐怖でいっぱいです。
ですが、その時を迎え、水から出て、成虫になり、
ヤゴは、空中を自由に飛び回るトンボになるのです。
 
知らないから怖いだけ。
きっとそこには、自由な、晴れやかな世界が待っている。


もぐらの「ありがとう」は、あなぐまに届いていますよね。
私は、そう思っています。 
私も、だれかにとってのもぐらであり、
あなぐまでありたい・・・。
そう願っています。
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by ina-kibi | 2008-10-10 21:58 | | Comments(8)

どんな音?


レッスンを受けてくると、たくさんの収穫があります。
特に、「どんな音?」「どんなフォルテ?」「どんなクレッシェンド?」
その説明が、毎回お見事です。
先生のお話を、1人で聞いているのがもったいなく、
帰ってくるとすぐに娘達に、「ねえねえ、聞いてよ~~!!」と話します。

先日のレッスンで、バロックの「音」に付いて、色々お話をしていただきました。
先生曰く、私の音は、「どことなく乾いていて、少し冷たい感じ」と。
もっと、ふかふかの絨毯の上を歩くような、そういう感じで!と、アドバイスしてくれました。

そのことを長女に話したのですが、普段の私の音をよく知っているだけに、
「あ~、わかるわかる!」と頷きまくり。
ちょっと悔しかったので「え?本当にその違い、わかるの?」と突っ込むと、
「例えば、お母さんの音は、べちょっとつぶれた鳥の糞で、
先生が言うのは艶っとしてコロンとしているハムスターの糞、っていうことでしょ?」と。
 
「・・・・・・(絶句)」
 
鳥の糞。悔しいけれど、言えてますね・・・。

目指すは、ピカピカのハムスターの糞、ですか。
 
頑張ってみます、はい。
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by ina-kibi | 2008-10-08 17:07 | ピアノ | Comments(0)

音を歌う

苦悩の末、何一つ解決することができず、
とっちらかったバッハを、レッスンに持って行きました。

弾き終わった時に先生が、
「今の演奏は、どうでした?」と訊ねました。
「全然ダメなんですが、何をどうやってもずっとこんな感じで、
とってもブルーなんです・・・」と、思わず正直に話してしまいました。

先生は、穏やかな表情で、
例えばここ・・・、と、ひとつずつヒントをくれます。
そっか~、どうしてそんなことに気が付かなかったんだろう~~と悔しがる私に、
全部気が付かれたら、私の仕事がなくなるじゃないですか!!と先生。

本日いただいた最大のヒント。

バロックは、旋律を歌うのではなく、音そのものを歌う


なるほど・・・・・・。



自分の指が弾き出す音に、もっと責任を持って、
一音一音に耳を澄ましてピアノを弾いてみようと思いました。

今度こそ、迷わず、一歩ずつ進んでいけるといいな~と思います。
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by ina-kibi | 2008-10-06 21:36 | ピアノ | Comments(4)

バッハ

長女が「ちょうちょう」の練習をしていました。
ペダルがついて、なんだかへんてこになってしまいました。
気持ちよさそうに弾いてはいるのですが、
聞いている方は、気持ちよくありません・・・。

つい、黙っていられずに、
「ここからここまでがひとまとまりでしょ?」
「こことここは、形がそっくりだけど、響きはちがうんだよね?
それを、聞いている人にどう伝えたいと思って弾いてる?」
「ねえねえ、この曲、ちょうちょうだってこと、忘れてない?」
ああ止められない止まらない・・・(笑)。
 
「じゃあ、お母さんやってみてよ。」
キタ~~~~~っ!挑戦的態度!!
「お母さんは、わかっているけど出来ないんだよ。
そんな自分がいやなんだけど、今はバッハでいっぱいいっぱいだから、
ちょうちょうは眠ってるの!!」
言ってる端から自分が情けなくなりますが、これがまさに現状です。

「自分では出来ないくせに、文句言うのはやめてよ!」と来るかな~と思ったら、
意外な言葉が返ってきました。

「バッハは、ビシッと弾きたいよね。私も、バッハは全然弾けてないけど、
ビシッと弾きたいと思ってるから、お母さんの気持ち、わかるよ。
難しいけど、バッハ、頑張ってね。」
 
親子というより、同士ですね~。ちょっと感動でした(涙)。
 
自分がピアノにグッと引き込まれた、その入り口は、バッハでした。
なんとも表現し難いのですが、独特の味わいに、魅了されました。
今までに、たくさんのバッハの譜を読み、音を並べてきました。
が、残念ながら、「弾けたな!」と思えたことは、一度もありません。

レッスンを受け始めて、音楽がますます好きになり、
ピアノを弾くことがますます楽しくなりました。
楽譜からの情報をしっかり受け取って、
それをどう音に表すか、よく考えて、工夫して演奏することを覚えました
(いまさらですが・・・汗)。
短い練習曲でも、弾き終わると「あ~疲れた」と思わず口から出てしまうほど、
神経を使って弾くようになりました。
我ながら、成長したな~と思います(笑)。 
 
ですが、未だにさっぱりダメなのがバッハです。
こちらは、やればやるほど、未熟さが浮き彫りになって、
聞いていられない、という感じです。
第1音、弾いても弾いても、この音じゃない。
バッハのフォルテって、こうじゃないはず。
音価はそろえなきゃならない、
その上でこの音は印象付けたい。
慌てないで、テーマは最後までしっかり歌う、聞き届ける。
テラスダイナミクス、それぞれの階で音色のイメージをどう変える?
タイ、タイ、タイ!
カデンツ、カデンツ、カデンツ!!!

先生が教えてくださるのは、
絵画のような演奏ではなく、立体感のある演奏。
なのですが・・・・・(汗)。
 
次のレッスンまで、頼るものは自分の耳だけです。
 
気がつくと、バッハを弾いている自分は、いつの間にか
前歯で下唇をかなりの力をこめて噛んでいます。
こんな風に、歯を食いしばって、力んで演奏しているウチは、
ダメなんだろうな~と思います。

バッハに出会ったときも、そして今も、
私はまだ、入り口に立っています。




 
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by ina-kibi | 2008-10-04 01:43 | ピアノ | Comments(0)

いつの日か

以前「歌を歌う」という記事を書きました。
最後の授業で、心を込めてアベマリアを歌ってくださった
先生のことを思い出して書いた記事です。
 
先日、卒業校の同窓会報が届き、
先生が亡くなられたことを知りました。
偶然にも、私が先生のことを思い出し、
記事を書いたその月に、亡くなられていました。
 
卒業してから20年が経っています。
時代は、常に流れています。
子どもは成長する、
自分は、歳をとる。

だけど、鮮明に覚えているいくつかの場面は、
今でも色あせることなく、心の中に存在し続けています。
そんなひとつが、先生の歌でした。
 
ありがとうございました。
それだけを伝えたくて、
ピアノに向かって、バッハを弾きました。
まだまだ、思った演奏には程遠いダメ演奏で、
深い溜息が出てきます。
でもいつの日か、納得の演奏を、胸を張って
お届けしますから、待っていてください。
 
この会報に、こんな言葉が載っていました。

   
  知恵は輝かしいもので その艶をうしなうことがない

  それを愛する人はたやすく見つけ それを探し求める人は見出す

  知恵の確実な始まりは それを学び取ろうとする望みであり

  学び取ろうとする望みは それを愛することだ
 

 
生涯、謙虚に学び続けていきたいです。
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by ina-kibi | 2008-10-01 16:20 | | Comments(2)

日々の記録


by ina-kibi
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