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巡り合う

4年生の長女には、仲良しの友達が居ました。
低学年の頃、クラスが別々だった2人でしたが、
家が近かったので、たまに遊んでいたようです。
1年生の時、そのお友達がはじめて我が家に遊びに来た時の事、
今でもはっきり覚えてます!
天然っぽい2人。
なにやら楽しそうに、口数少なく遊んでいました・・・(笑)。
中学年になり、同じクラスになりました!
いつの間にか、とても親しくなっていて
朝も待ち合わせして一緒に登校、
帰ってきてからも、公園や、どちらかの家で遊ぶ日が続き、
気がつくと、休日も約束をして遊ぶ日が増えてきました。
 
そんな矢先、そのお友達が隣の学校へ転校する事を知らされました。
「しょうがないよね、お父さんとお母さんの事情だもんね。
同じ市内なんだから、また高校で会えるかもしれないし、
買い物先とか、どこかで会えるし。約束して遊ぶことも出来るし!」
と、二人とも前向き。
でもきっと、かなりこたえていたと思います。
その話が持ち上がってから、2人が替わりばんこに体調を崩しました。
一緒に遊べる日はどんどん減っていくのに・・・・。
娘が学校を休むと、そのお友達がお便りを届けにきてくれました。
お見舞いの手紙には、「どうして風邪ばかり引くの。ばか!」と書いてある。
娘は返事の手紙に
「私だって元気で居たいのに、そんなこといわないで!いじわる!」と書く。
お友達が休むと、娘がお便りを届に行きます。
「せっかく私が治ったのに~~~。いつ遊べるの~~!!」と娘。
「私だって、ずっと同じ気持ちで待っていたんだからね!!」と友達。
最後は2人元気に、何日も一緒に遊んで、
お友達を見送りました。

そろそろ1年になるところです。
つい先日、そのお友達が手紙を届けにきてくれました。
中には、合唱のチケットが入っていました。
彼女は、転校して、合唱同好会に入ったようです。
市の合唱祭に参加するので、よかったら見に来て!というお誘いでした。
長女と2人で、出かけました。
プログラムを上から順に見ていきます。
ん?
後半のある女声合唱団の伴奏者、
私が以前教わっていたピアノの先生ではありませんか!

ピアノのレッスンを再開するにあたり、勇気を出して電話をした、
あの先生です。
今は先生をしてらっしゃらなくて、演奏活動だけ続けてらっしゃるとうかがっていましたが、
まさか、先生の演奏に、再び出会えるなんて、思っても居ませんでした。

だんだん飽きてきて、だれてきた娘を説得し、
なんとか、先生が登場するまで粘りました。
やっと順番。
ステージすそから出てらした先生は、
最後に見た、発表会のステージ上にいらした先生と、
全く変わりがありません!!
自分だけが年をとってしまったみたいな、不思議な感覚。
演奏が始まりました。
イントロでまず娘が「お母さんの先生、すごく上手!今までの伴奏と全然違う。1番きれい!」と・・・。
もちろん、他の伴奏の方たちも、とてもお上手でした。
でも、やっぱり私も、娘と同じように感じ、その音に、その姿に、
心を打たれていました。
25年ぶりに聞いた、先生のピアノ。
丁寧で、愛情たっぷりのきれいな音でした。

こんなに下手くそなのに、ピアノを弾くことを辞めなかった自分。
今、娘達と一緒に、また基礎から学び直している自分。
そんな自分で居られたのは、先生のお蔭なんだなあ・・・と、
改めて感じました。

先生が、今もピアノをこんな風に弾かれている。
その音に触れられて、とても幸せな気持ちになりました。
 
娘もお友達の歌声を聞いて、とてもうれしかったようです。
そして私も・・・。

ふと、「巡り合い」という言葉が浮かびました。
人生、とても不思議です。
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by ina-kibi | 2009-02-21 16:51 | ピアノ | Comments(4)

たまには本でも・・・

レッスン前日と言うのは、何故か毎回慌しく、少々殺気立っています(汗)。
余裕を持って課題を仕上げておけばよいのでしょうが、いつもギリギリか、
もしくは間に合わないのが原因かと・・・。

本日もそんなレッスン前日。
とは言っても、我が家の教育方針(ってコレしかないけど・・・汗)、
「子どもは、子どもの中で育つ!遊びの時間を大切に!!」
のもと、伸び伸びと暮らしている娘達は、
いつものように友達とたっぷり遊んでから練習に取り組みます(汗)。

本日の優先順位1位は、姉妹連弾の譜読み。
先週一度見ていただいているのですが、
その時点で半分も読めていなかったため、未だ譜読みなのです。
今週は、せめて二人合わせて最後まで、同じテンポで、止まらずに・・・を目標に。
優先順位2位以降は、それぞれの課題です。
出来はさておき、最近、長いこと練習するようになったな~と、つくづく思います。
以前は、15分とか、30分とかでしたからね~。
「こんなに練習して、こんなに弾けなくて(爆)、嫌にならないの?大丈夫?」
と、ちょいと意地悪な質問をしたところ、
「嫌にならないよ。情けないとは思うけど・・・。」と長女。

最近、ソロの調子が安定している二女は、
本日は連弾に集中。こっちの譜読みはでたらめだったので、修正が大変です。
おまけに、早くて指がこんがらがりそうなフレーズが何ヶ所かあって
そこを先週先生に「ここは大変だからゆっくり弾こうか?曲はかっこ悪くなるけど、練習するの嫌でしょ?いいよ、ゆっくり弾いても。どうする?」と挑発され(爆)、
ついつい「練習してきます!」と口走ってしまったため、更にプレッシャーがかかります。
二女はとにかく一人でこもって練習するタイプなのですが、
終ったあと楽譜を見てみると、鉛筆で
「ふてん 正正  スタッカート 正正」と書いてあります。
なるほど、速いフレーズの練習をした痕跡のようです。
でもそれ、先生用の楽譜ですけど~~~(汗)。
すごい筆圧で書いてあるけど、消しゴムで消えるかな?


まだまだ中身のない練習ばかりしていますが、
それは横に置いておいて・・・(笑)
正直、こんな風に娘達がピアノに向き合うようになるなんて
想像もしていなかったのです。

先生のレッスンは厳しいけれど楽しいよね。
音楽って、おもしろいよね。
先生と長い時間をかけて1曲作り上げてみたいね!
きっと、楽しいだろうね~。
きっと、自分が頑張りさえすれば素敵な仕上がりになるだろうね~♪

こういう気持ちを、3人で共有できているのだと思います。
 
今夜は、二人が布団に入ってから、本を読みました。
中学年向けの物語を淡々と音読するのは初体験。
うわ、自分って、音読下手だわ~と落ち込みながらも、
15ページほど読みました。
こんな下手っピーな読み聞かせでも、子ども達は喜んでくれるんですよね(涙)。
「また、読んであげるからね~♪」と約束をして、二人が寝付く前に部屋を出てきました。
 
ピアノに関しては色々問題はあるのですが、
私たちなりの付き合いが出来てきたかな?と。
そんなことを感じた一日でした。
明日のレッスンは、撃沈の予定ですが、
なんだかすがすがしいのはなぜかしら。
これを「あきらめ」って言うのかな~(爆)?
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by ina-kibi | 2009-02-19 23:24 | ピアノ | Comments(2)

やってしまいました・・・

先月、ピアノの調律をしていただきました。
グランドピアノを譲っていただいた調律師さんに
引き続きお世話になっています。
春に納入、調律をしていただき、秋に一度調整をしていただいて、
今回は半年振りの調律でした。
子どもの頃から長年連れ添ってきたアップライトピアノも、
一緒に見ていただきました!
古くなってきているので、音が硬いのですが、それはそれで好きな音で、
まあ、こんなもんだな~と納得して使っていたのですが、
調律後、予想以上に弾きやすくなり、びっくりしました!
音の角が少し取れたような、やさしいピアノになったように感じます。
アップライトは、居間に置いてあるため、何かと使いやすいので、
以前に増して、ちょくちょく弾くようになりました。
 
そして今日、娘の練習を何気なく聞いていて、
ついつい口を出したくなってしまい、
「ここはもっと、こう、パーンと気合の入った音でしょ!」と
高音域の鍵盤を勢いよくパ~ンと鳴らしたそのとき、
プチン!!!と弦が切れてしまいました(涙)。
実は何ヶ月か前にも、同じ様に私が娘達の練習に口出ししていて
弦を切ってしまったことがあります(汗)。
同じように、勢いよく音を出して、ダンパーが戻らなくて音が鳴りっぱなし
という現象も何度か引き起こしていまして・・・(大汗)。
娘達は「お母さん、また余計なことをしてピアノを壊した・・・(怒)」
と批難轟々。
わかっていますよ、十分反省しています・・・ごめんなさい。

ピアノが好きで、弾くことは続けてきましたが、
ピアノってどういう仕組みなのかな?という興味が湧くようになったのは
つい最近のことです。
ピアノ探しを通して知ったことも、たくさんありました。
「調律」ということに関しても、
以前は音程を整えることくらいしかイメージが出来なかったのですが、
今では、ピアノを人間に例えるのならば、調律師さんは病院の先生のような
存在なんだな~と思うようになりました。
 
高齢ですが、まだまだ現役続行できそうな我が家のアップライトピアノ。
でも、ほんとに数年前から、弦が切れることが増えてきています。
そんな時、ひょいひょと弦の張替えが出来るくらい、
ピアノに対する知識と、器用さが、自分にもあればな~と思う今日この頃です。


 
 

 
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by ina-kibi | 2009-02-15 23:55 | ピアノ | Comments(4)

ありがとう、の気持ちを込めて・・・

今日はバレンタインデイ。
毎年、娘達と3人で、お菓子を手作りしています。
ここ数年、娘達が毎年贈っている方の一人に、
地域の「見守り隊」のおじさんがいらっしゃいます。
この地域では、小学校の登校時と下校時に
地域の仕事を引退した先輩達が
あちこちの交差点に立って、子ども達を送り出し、迎えてくれるんです。

我が家の窓から見える、一番近い交差点に立っていてくれるおじさんに
娘達は毎年、チョコをプレゼントしています。
次女が1年生の時からなので、今年で3回目です。

朝は7時15分にはもう交差点に立ってらっしゃる。
嵐の日も、吹雪の日も、夏の暑い日も・・・・。
子ども達ばかりではなく、中学生、高校生、仕事に向かう社会人、
車で通る人にも、挨拶をして、気持ちよく送り出してくれる。
ほんとに心から尊敬しています。

この地域に暮らしていて、皆さんに守られて娘達が成長していることが
とても幸せに感じます。
私たち夫婦も、娘達が巣立って、仕事を引退したら、
地域への恩返しのつもりで、同じことを行えたらいいね~と話しています。
そのために、我々も成長しなくては・・・と思います。

「中学に行っても、高校に行っても、おじさんが交差点に立たなくなっても、
ずっと毎年おじさんにチョコをあげるんだ!!」と娘達が言っています。
ぜひぜひ、実行してもらいたいと思います♪
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by ina-kibi | 2009-02-14 17:22 | | Comments(4)

2人のこれから

さて、現在もがき苦しんでいる長女のその後です。
3曲の譜読み(バロック、ソロ曲、連弾)を抱えて迎えたレッスン。
もちろんどれもひどいものでした。

ほんとうの意味での「頑張る」には至っていなかったにしても、
「出来ないかもしれないけど、やらなくちゃ」という気持ちから
練習はたくさんしていました。それは認めて褒めました。
 
その練習風景、そしてレッスン風景を眺めていて、
この人、なんか変だぞ?と感じ、
帰りの車の中、あれこれ考えてみました。

まずは左手で音楽を作る、という先生の教えにのっとって。
譜読みも左手から。
左手がすらすら弾けるようになり、曲の呼吸がつかめるようになってから、
そこに右手を乗せること。
これは実行しています。
左手、すらすら弾けるようになるのには時間がかかりました。
「音が飛ぶから楽譜を見ながらだと弾けない。」というのが長女の言葉。
これも??と思いつつも、では、時間をかけてもまずは左手を仕上げてごらん!と・・・。
何日もかけて仕上がりました。
この時点で左手は完全に暗譜が出来ていて、イメージもつかめています。
右手は音飛びもなく、楽譜を見ながらの演奏が可能のようで、
案外すんなり通りました。
そして左右を合わせる。
暗譜で弾けていた左手が、うまく弾けません。
もちろん、右手も進みません。
この状態で、どう進めていくか。
長女は、ただひたすらに、つっかえつっかえの演奏を最後まで通し、
繰り返そうとします。
それを何度やったところで、それほどの進歩は感じられない。
2週間くらいやれば、出来るようになるんだと思いますが、そんな時間はない。
タイムアップ。そしてレッスン。今回はこんな流れだったと思います。
 
どうも長女は

楽譜を見る→音を読む→音を覚える→鍵盤を見る→音を思い出す→音を探す→弾く
ということを、ひとつずつ頭で考えてやっているのではないか、と。
私を含め、多くの人は、楽譜を見る→弾く なのではないか、と。
長女は、私よりも5つものステップを踏まないと、音が出てこないということなのか・・・。
 
以前のレッスンは宿題も少なく、のんびりと譜読みをしていても十分ついていけたのです。
が、今はじゃんじゃん新しい曲に入るため、こんなまどろっこしい譜読みをしていたのでは、
全然追いつかないという現実。
 
これでは、「頑張れ!!」と激励していても、なかなか霧は晴れないかもしれません。
何かよい手助けを・・・と、私も模索しているところです。
本人も、ようやく「私、なんか変?」と思い始めたようですし、
この機会に、見直していこうと思っています。



思いがけず、急成長をしている二女のその後です。
 
譜読み地獄に苦しんでいる長女を横目に、
それほど譜読みにも苦労をせず、
気持ちよさそうにテキストを進めていく二女。
今回はレッスン前に家でわがままなことを言ったため
私にガッツリしかられ、ものすご~くテンションが低かったのです。
せっかく先生に褒めていただいた直後のレッスン。
ここで急降下したのではなんだかなあ・・・と思い、
長女に「ちょっと慰めてきてよ」とお願いをしました。
「お母さんに叱られた時、あなたならどんなこと考える?」と長女に聞いてみたところ
「こんなくそババア、すぐに追い越してやる!私のほうがピアノうまくなって見返してやる!!って思うよ。」と長女。
それは初耳!そうだったのか~、それは頼もしい!
「じゃあ、それを二女に話してきてよ。あなたもくそババアなんか追い越してやれ!って言ってきて!」と、長女を二女のところへ送り込んだところ
「話をする前に追い返された・・・」と戻ってきてしまいました。

以前も、家ではよく弾けてた曲を、先生の前ではやる気なく弾いてしまうことが
爆発的に多かった二女(大汗)。
なんとか気持ちを立て直してレッスンに望んでもらいたい。
せっかく奇跡的に上昇気流に乗りかけているのだから!
姑息な手段でしたが、次女が今一番欲しがっている「剣玉」を鼻先にぶら下げてみました。
「今日もレッスンで、心のこもった音で演奏できたら、私はあなたを認めるよ。
そして成長を祝って、おもちゃ屋さんでちゃんとした剣玉を買ってあげる!」と言ったとたん、
曇っていた顔が晴れ渡り、「ほんと!じゃあ頑張るから!」と。驚くほど単純。

レッスンは、二女史上一番の出来でした。
と言っても、二女史上ですから、それほどのものではないのです。
ただ、先生のお話を真剣に聞き、それを素直に自分の演奏に反映させる、
と言う、とても当たりまえのレッスン風景なのですが、
これを二女がやっている、というのは感動的でした(爆)。

下手くそだけど、どこかかわいらしい二女の音。
いつも長女とそう話していました。
先生の要求に何一つこたえていないのに、何故か憎めない演奏。
それがほんの少し進化したのだと思います。
その音を聞いていて、思わずジーンときてしまいました。
長女も、同じ様に感じたようです。

逆風に向かって後ずさりしながらも足を踏ん張っている長女。
そして、追い風に背中を押されて、よろよろと前へ進み始めた二女。
それぞれのこれからが、楽しみです。
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by ina-kibi | 2009-02-13 21:16 | ピアノ | Comments(4)

頑張るって?

二女の思いがけない成長の影で
鬱々としている人が一人います。
時間をかけている割には、練習が進まない。
横で眺めている私にしてみれば
「効率悪すぎ・・・、もっと頭を使え!」なのですが、
本人にしてみれば「私だって頑張ってるのに・・・」ということのよう。
でもこの「頑張る」という言葉のほんとうの意味は?
 
あることをなしとげようと、困難に耐えて努力する。

なのですよね。
成し遂げようとして・・・なんですよね。
最近の長女は、最初に「こんなの一週間でできるわけないよ。」
というのが来て、次に「やってはみるけど・・・。」と続くのです。
だから、実際は頑張っているのではなくて、
練習に許さた時間をピアノの前でピアノを弾いているに過ぎないと、私は思うのです。

先生は、「まだ余力があるでしょ?まだマックスではないと思っているので、負荷をかけています。」とこっそり私におっしゃいました。

その言葉を脳裏にちらつかせながら、長女を眺めていると、
やはり、今がマックスとは思えず・・・・。
サッカー少年が、早起きして走り込みをしたり、
暗くなっても家の前でボールを蹴っていたり、
ビデオや本を見て研究をしたり・・・というのに匹敵するような行動は
全く見受けられませんし。

厳しい親ですね~、可哀想に・・・。
よく頑張っているね!と頭を撫でてあげればいいのに・・・。
私は娘に、誰よりもピアノがうまくなってほしいわけでもなければ
難しい曲をどんどんこなしてもらいたいわけでもないのです。
ピアノを通して、物事の学び方を覚えてもらいたい。
そして、美しいもの、きれいなもの、整ったもの、行き届いたものの影には
かならず誰かの弛まぬ努力があることを知ってもらいたい。
ほんとうの楽しみを味わうためには、
それと同じくらいの苦しみを先に味わわなければならないということも、
少しずつわかってもらいたいなあと思います。
せっかくですから、乗り越えて、何かをつかんでもらいたいものです。

もうしばらく、どんよりした長女を、遠くから見守ろうと思います。
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by ina-kibi | 2009-02-11 22:42 | ピアノ | Comments(4)

へっぽこ二女、殻を破る!?

娘達、新しい環境でのピアノのレッスンが始まって、3ヶ月目。
長女は、とにかく弱点の「譜読み」を克服すべく、どんどん宿題が出て
少々くたびれ気味・・・。
特に、バッハ。○が付くたびに青ざめます・・・。

二女は相変わらず・・・・、だったのですが、最近、なんだか、なんだか~!!
二女の弾くピアノの音が、変わってきました。
少しですが、意志が感じられ、生き生きしているのです。
練習は淡々と、やはり私に干渉されるのを好まず、
先生と約束した時間キッカリでやめてしまうのですが〈笑〉。

レッスンで先生が、「音が変わったね!とってもいいよ!」と・・・。
「ようやく殻を破って出てきたね~!」と!!

言うまでもありませんが、とっても下手くそです。
でも、生きてる音が出てくると、それだけでとてもうれしい♪
私は、大満足です。
今まで続けてきてよかった~、応援してきてよかった~、って思いました。

先生との出会いによって、二女の中で何かが動いたのでしょう。
音楽に、一歩近付いて、楽しむ心が育っているのなら、
ほんとうにうれしいな~と思いながら、レッスン風景を眺めていました。

先生は「お姉ちゃんなんかに負けないぞ~~って、頑張っちゃおうよ!」と二女を盛り上げます。
長女はニコニコ黙って聞いていましたが、家に帰ってきて
「お母さん、私、○○〈二女〉にだけは負けたくない。だって、○○だよ~??」と・・・〈笑〉。

いいですね~。こういうの、切磋琢磨、って言うのかしら?
長女よ、まだしばらくは、二女の足音も聞こえてこないと思うけど、
でも、用心した方がいいかもよ~〈爆〉!
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by ina-kibi | 2009-02-09 20:08 | ピアノ | Comments(8)

崩壊の真相

何年も娘達のピアノを眺めてきて、気になっていたことがありました。
それは、発表会やコンペなどの曲をコツコツと練習していて、
ようやく形になった!と思ったとたんに、ガタガタと崩れていくこと。
形になったものを、弾き込んで、磨きをかけていくのが順調な道筋だろうと
思っていた私は、なぜここまで来て後戻りするんだろう・・・と
もどかしい思いをいつも抱いていました。

最近、自分がこれと同じ現象に遭遇し、
ようやくその真相が明らかになりました。
 
まずは音を並べていく。
躓かずに最後まで通るようになる。
曲の構成を考え、イメージを重ねて音作りをする。
何となく形になり、そこそこ満足できる演奏にたどり着く。
これを弾き込んで・・・・、弾き込んで?あれ??何かが違う。
この延長線上に、思い描いている演奏が待っているとは思えない。
何かが違う、何かが足りない。

実はここまで来て、ようやくスタートラインだったわけです。
一歩踏み込む。
このフレーズの音色はこれでいい?
違う違う、もっと静かに、引きずるように・・・。
じゃあ次に続くフレーズは?
では、テンポはどうなるの?
ここのフォルテって、どんな感じ?

一歩踏み込むことによって、まとまりかけていた曲が
ガタガタと音を立てて崩れていきます
これが、娘達に見ていた「崩壊」現象です。
取り組み始めたときよりも、ずっとずっと弾けなくなってしまいます。
めちゃめちゃ、といいますか・・・。
 
ここからが生みの苦しみの始まりのようです。
苦しみという名の、「楽しみ」と捉えたいところです。
 
投げ出さず、辛抱強く曲と向き合い、少しずつ繋げていく・・・。
毎日少しずつですが、手応えがあります。
まだまだぐちゃぐちゃですが、このぐちゃぐちゃの延長線上には
自分がイメージしている演奏が待っているように感じられます。
 
初めて生み出す愛しい曲は、
いったいどんな音で、私の音楽を伝えてくれるのでしょうか。
今は無事生まれてきてくれることを祈りつつ、
ゆっくり取り組んでいきたいと思います。

それにしても、娘達はきっとこのことを理解していないと思います。
何もわからず、崩壊し、どうもいつも生み出すところまではたどりつけてなかった思うのです。
「よく頑張った!お疲れ様!」とは思いましたが、
音楽として聞き入る、という仕上がりになったことは一度もありませんし・・・。
まあ、そんなもんだろうとこちらもあまり期待はしていなかったのも確かですが〈笑〉。
これからは、お互い励まし合って、
1年に1曲でもいいので、苦しんで生み、大事に育てていける、
そういう曲に出会い、取り組んでいけたらいいな~と思います。
娘達が初めて生み出す曲は、いったいどんな曲なんだろう・・・と想像すると、
ワクワクします!
途中で放りださずに、最後まで向き合えるよう、
応援していこうと思います!
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by ina-kibi | 2009-02-05 23:07 | ピアノ | Comments(4)

ねずみの牧場

先日、父の話題を記事にしたのですが、その後手違いで消えてしまいまして・・・。
不思議ですが同じ文章って、二度と書けないものですね。
ピアノの演奏も、親子の会話も、文章も、
生きている人間の行うことは、二度と同じにはならないんだなあ・・・と実感。

母が旅行中で、父は一人家で留守番。
週末に父を二度食事に誘いました。
一度目は私の手料理。
まあ、いつもの夕食です。
二度目は休日のお昼、夫と子ども達が作った手打ちうどんです。
今日母が旅行から帰ってきたようで、電話が来ました。
娘達と話した後、何故か受話器は私ではなく夫へ・・・。
どうやら、父が、手打ちうどんに感激したようで母に話をしたようです。
私の夕食は既に記憶落ち、ですか・・・(笑〉。

ところで、手打ちうどんに招いた休日の昼下がりの事。
2階で父と子ども達が楽しそうに遊んでいましいた。
娘が降りてきて「ダンボールない?じいちゃんが使いたいって・・・」
そう言って、お父さんからダンボール箱を出してもらい、
部屋に運んでいきました。
しばらくして、なにやら長~い柵のような物を持って3人が降りてきました。
ダンボールをガムテープで繋ぎ合わせて、サークルを作ったようです。
「小梅の遊び場」とか「小梅牧場」とカラフルなペンで書いてあります。

小梅というのは、我が家が飼っているジャンガリアンハムスターの名前です。
事情を聞いてみると、父が「ねずみに牧場を作ってやろうよ」と提案したんだとか。
前日、夕食を食べに来た時に、小梅を小屋から出して遊ばせている様子を見て、
なにやらひらめいたようでした。

それにしても「ねずみの牧場」って・・・・。
父は、娘達が大事にしているシルバニアファミリーの家のことも
「ねずみの家」と呼びます。

あれ以来小梅は、毎晩ケージの蓋を開け、はしごをかけて牧場に降りられるようにしておくと
いつの間にか出てきて、あちこち散策をして飽きたらまたケージに戻っていく
という生活を送っています。
世界が少し広くなって、伸び伸びしてくれているといいな~と思います。
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by ina-kibi | 2009-02-04 23:50 | ピアノ | Comments(2)

日々の記録


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