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キーワードに出会う

長女のレッスン中、先生がこんなことをおっしゃいました。

「○○ちゃんには、リアリティがないのよ・・・。」

最初、その言葉に、ピンとこなかったのですが、
先生のお話を聞いていると、うんうん、そうだ~~、そのとおりだ~~~!!と
実によく、長女のことを言い当ててらっしゃるな~と、感心してしまいました。

どうも長女のピアノは、そこそこきれいにまとまったとしても(仮定)
その核となるものが、薄いというか、ぼんやりしているというか、
「実態」が感じられないということなのです。
そしてそれは、演奏においてはもちろんですが、
考え方自体が「リアリティ」に欠けてるのでは、というところまで、
先生は見抜かれていました。
「ねえ、どうしたいの?『こうしたい!』『こうなりたい!!』という思いは、
あるの?ないの?」
厳しい質問ですが、やはり、そこが一番重要なポイントですね・・・。
 
帰りの車の中で、私は正直に長女に話をしました。

実はね、お母さんはあなたのその「リアリティ」のなさが、とてもよくわかる。
なぜなら、自分がそうだったし、今もそうだから。
いつもどこかに隙間を作って、逃げ道を作って置くのが好きなの。
そうすると安心。失敗しても、傷つかないで済む。
「だって、本気じゃなかったもん。」って自分に言い訳が立つ。
でもね、知ってるんだよ。40年も生きてきたんだもん。
自分の力を全部使い果たして失敗するより、
出し惜しみしていて失敗した方が、ずっとずっと悔しいし、
ずっとずっと後悔するんだってこと。
お母さんはバカだから、同じ失敗を何度も繰り返してきたよ。
親子だから、あなたもそうする?

何か感じてくれたかどうかはわかりませんが、
じっと話を聞いてくれました。

私は、「進学」「就職」「結婚」や「出産」など、人生の節目を迎えても、
いつも何か、「今を生きている」という実感が持てずにいました。
現在もそうで、毎日の生活に満足はしているのでしょうが、
2人の娘に恵まれて、こうして暮らしている日々に、実感が湧かない・・・、
そういう感覚を持ち続けているんですよ・・・。
これが本当の自分か?
これが私の人生か?
本当に??

受け入れたくないとか、不満があるとか、全くそういうことではないのです。
ただ、「リアリティ」がないのです。

先生の口からふと出てきた言葉・・・。
これは、娘にとって、そして私にとって、
重要なキーワードだなと感じています。
 

ところで、「リアリティのなさ」が功を奏す場合もあるのです!
次にみていただいた曲は、そこはかとなく悲しい、
溜息が宙に溶けていくような曲だったのですが、
長女の性格、音が、とても合っているな~と思いました(笑)。
先生にも「ニュアンスが良く理解できているわね」と褒めていただきましたが、
それは理解できているのではなく、地でいってるだけだということ、おそらく先生が一番よくご存知かと・・・(笑)。
目の前の娘をしっかりと見つめて、あの手この手で揺さぶってくれる先生、
ありがたい気持ちでいっぱいです・・・。

音楽を学ぶことは、自分を見つめることであり、
一緒に音楽を学ぶことは、相手を見つめることなんだなあと、
少しずつ、わかってきたところです。
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by ina-kibi | 2009-03-28 16:44 | ピアノ | Comments(2)

春休み初日

いよいよ、束の間の春休みが始まりました。
初日の今日は、気合を入れて、私が留守の間に娘達がやるべきことを紙に書いて残していきました。

・子ども部屋の片付け
・ピアノの練習

たったこれだけなんですけど、きっときっちりとは終らせられないんだろうな~と思っていました。

仕事から帰ってくると、駐車場に私の母の車が・・・。
家に入ると、母が2階から降りてきました。
「今朝電話が来てね、遊びに来て!っていうから来てみたら、掃除手伝わされたよ(苦笑)」と・・・。
ほんとにも~~~、悪知恵ばっかり働くんだから、も~~~~(怒)。
しばらく子ども部屋に足を踏み入れていなかったものだから、それはそれはひどい状態になっていたんです。
2人で、ざっと片付けばまあいいかな~と思っていたんですが、
助っ人母のお陰で、拭き掃除まできっちり済ませてくれて、久々に(!?)子ども部屋がピカピカになりました!
よかったら、明日も来て、今度は3人でリビングでも・・・・、な~んて思ってしまった私は、やっぱり娘達と血のつながった母ですね(爆)。

そしてピアノの練習は、一人ずつ事情聴取。
長女には「二女はどんな練習をしていた?」と聞き、
二女には「長女は何分くらい練習していた?」と聞きました。
こういう時の姉妹の結束というのは、日に日に強まってきていますね・・・・。
「すごく頑張っていたよ!」とか「すらすら弾けるようになってたよ!」とか、聞いてないことまで答えます(汗)。
でも、二女がポロリと、「・・・・って、○○がお母さんに言ってって言ってたから!」と・・・・(笑)。
やっぱりね~。急に人が変わったように、立派な練習ができるはずないもんね。

小さな成長を褒める暇もなく、次から次へと忙しく注文ばかり出してしまう自分に、少し嫌気がさしていたところなんです。
ふと、下の記事のようなことが頭をよぎり、悶々と・・・・。
つい二女に「ねえ、本当にピアノが好きなの?実は、そんなに好きじゃないでしょ?」と聞いたら、
なんと、こっくり頷かれてしまい、更に落ち込んでいました。
でも今日は、楽しそう(悲しい曲なんですけど・・・笑)に弾いていたので、
「そんなに好きじゃないけど、そんなに嫌いでもないの?」と聞いたら、
またこっくりと頷いてくれました。

短い春休みですが、家の中も心の中も少しずつ整理して、
暮しと音に磨きをかけていけたら、と思っています♪
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by ina-kibi | 2009-03-25 19:54 | ピアノ | Comments(4)

いやになってきちゃった

子ども達のピアノに、首を突っ込むのが、いやになってしまいました。
自分はいったい、なにやってるんだろう・・・と。

こういう気持ちは、初めてではありません。
が、今回は、いつも以上にいやになってます~~~~(涙)。

そろそろ、独立宣言してもらおうかな!
もっともっとも~~~っと距離を置いて、ただ眺めていることにしようかな。
「こうあるべき!」なんて理想は、どこにもないんですよ。
ピアノに興味があって、習っている。
楽しめればいいわけだし、それで本人が満足できれば、言うことない。
別に、目標を持たなくとも、与えられた教本の中に楽しみを見つけ、
音楽に触れて何かを感じて、それで十分です。
心を込めて弾けなくったって、いつかそういう気持ちになった時にわかってくれればそれでいいです。
悲しい音が出せなくったって、誰かが出す悲しい音に「悲しいなあ」って感じられれば、それでいいです。
「昨日よりはうまくなったよ!」と喜んでいるのに、それでは足りない、もっとやりなさい!なんて、言いたくないや。

ほんと、年に何度か、こういう気持ちになりますね。

そんなこと言ってられるのも、今のうちかな~。
悩む暇がないくらいのほうが、実はいいのかもしれません(笑)。

あ~~、30年前にタイムスリップして、当時の自分意に喝入れて、
お尻を叩いて、頑張らせたい気分でいっぱいです。
10歳の自分に、色んなことを教えてあげたい!!
そんなこと、できるはずありませんけど・・。



こんな日は、早く寝てしまうのが一番!!

明日また、頑張りましょう~。
もちろん、ピアノを、ね!
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by ina-kibi | 2009-03-23 21:58 | ピアノ | Comments(6)

3月の風景

卒業、異動、退職などなど、
3月の風景ってありますよね。

今年は、子ども達にも自分にも家族にも、大きな変化はありませんが、
やはり、3月の風景が目にしみる今日この頃です。

勤務先の施設では、先日、卒園式を終えたところです。
その中で、毎年ジーンと来るシーンがあります。
それは「子育て証書授与」

園児が、「卒園証書」を受け取るのと同じように、
保護者が、園長先生から「子育て証書」を受け取ります。
一人一人、名前を呼ばれて、手渡しされます。

そこには、誰もが経験したであろう、日々の苦労の様子が書かれてます。
嵐の日も、吹雪の日も、子どもがどんなに泣いてぐずった日も、毎日登園、ご苦労様でした!
というような文章から始まるのですが、聞いていると、心に沁みる沁みる・・・・。

私は、長女を妊娠中に退職し、出産育児をたっぷり楽しみ、仕事を再開したのは二女が幼稚園年少の時ですから、働きながらの育児に苦労を感じたことはそれほどないのですが、ちいさなお子さんを預けてフルタイムで働いているお父さんやお母さんたちの、日々の奮闘振り、そしてきっと毎日、いやいや毎時間、葛藤の連続であっただろうと想像される子育てには、本当に頭の下がる思いがします。

育児とは、実は孤独で、不安で、心細いものであったりしますよね。
お一人で子育てしてらっしゃる、シングルマザー、シングルファーザーにとっては、その孤独さ、不安さは、計り知れないものではないか・・・と。
 
そんな中、お子さんが、幼児から、少年少女へとステップを一段登ろうとする式の日に、保護者に渡される「子育て証書」は、「今までよく頑張ってきたね!私はずっと見ていたよ!お疲れ様!」といって、頭や肩をやさしくポンポンされるような、そんな労いであり、癒しであり、これからも続く子育てに送られたエールでもあると、私は感じています。

私にとって、このシーンは、
母でいられることへの感謝を覚える瞬間でもあります。
いつもは忘れがちで、ついつい怒鳴ってばかりの母親ですが、
親としての原点に立ち返ることができる、貴重な瞬間です。
そして、子ども達の成長に感謝し、
「さあ、また1年頑張ろう!」と思うのでした。
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by ina-kibi | 2009-03-19 23:30 | その他 | Comments(6)

悲しい音

最近は、長女のピアノに首を突っ込む時間が長く、
もともと一人で淡々と練習するのが好きな二女のことは、
放置状態でした。

すると先生から「二女ちゃんも、もう少し細かく、一音一音を作り上げる練習が必要です。お母さんも手伝ってあげてくださいね!」
とやんわりとご指摘が・・・・(汗)。

そんなわけで、この週末は、二女のピアノに付き合うことにしました(本人、すごく嫌がりますが・・・汗)。
二女は現在、2曲の課題を抱えていてます。
1曲はテンポもあって明るくて元気のいい曲。
もう1曲は、ゆっくりとした物悲しい曲。
悲しい感じの曲、実は二女は初挑戦なんです。
能天気、お気楽トンボ、そして超幼稚な二女にとって
「悲しい」を表現することは、至難の業だと思うんです。
おそらく、それほどの悲しみを、経験したことがないように思います。
先日、度の過ぎたいたずらをやらかした時に、私にこっぴどく叱られたばかりなので、
その時のことを思い出して、溜息交じりに弾いてみたら?な~んて提案してみましたが、
「もう、思い出したくもない(怒)」と・・・。
アンデルセンやグリム童話の悲しいお話を読んで聞かせ、
曲を弾いている横で、「むか~し、あるところに・・・」と物悲しくナレーションをつけてみるのですが、
お母さん、変。おかしくて弾けなくなるからやめて・・・、と言われて終わりです(涙)。
やっぱり、この人に、悲しい曲は10年早いんだ・・・。
選曲ミスだ・・・と、肩を落としつつ、練習を終え、
本日予定していた、ケーキ作りを始めました。
 
今日は、父の誕生祝いと、友人の結婚を仲間内で祝う会があるため、
シフォンケーキを2台焼く予定でした。
まずは、父の方から。こちらはプレーンで、甥っ子達も集まるので、
大きな型で焼きました。
友人の集いには紅茶のシフォンをと思い、下準備をしつつ、
型をどうしようかな~と悩んでいました。
こちらも大人6人で食べる予定なので、できれば同じ大きな型を使いたいところ。
少し小さな型なら、1台焼き終わったホカホカオーブンで
続けてすぐに焼けるんですが、
同じ型を使うのなら、焼き上がったケーキが冷めて、型から出してから・・・
ということで、大分時間がかかります。
悩んだ末に、冷める前に型から出してしまおう!と思い、
無謀にもやってみたのです。
すると、それがよくなかったのか、もともとよく焼けていなかったのか、
型から出したケーキはヨレヨレ(涙)。
味は変わらないのでしょうが、見た目がどうしてもいただけません。
甥っ子達は、私のシフォンケーキのファンでいつも喜んで食べてくれるので
余計に、失敗作を持っていく訳には行きません(意地)。
でも、この型で2台焼く時間はもうないし・・・。
仕方がないので、紅茶のシフォンを小さめの型で焼き、
それが焼きあがってから、大きい方の型でプレーンをもう1台焼き直しました。
こんなことなら、最初から小さな型を使えばよかった・・・(大後悔)。

1日に3回もケーキを焼いたのは初めて。
しかも、先を急いだばかりに、かえって遠回りすることになってしまって。
なんだか情けないやら悲しいやら・・・・。

「お母さん、今なら、誰よりも悲しくあの曲を弾くことができるよ・・・・(涙)」
といって、ピアノに向かい、二女の練習している曲を演奏しました。
我ながら、哀愁漂う音が出せたなあと自己満足。
すると二女が「私も!」と、続いて弾いてみたところ、
あらら?いいじゃない?さっきより、ずっと悲しい音になってるわ~!

悪戦苦闘のケーキ作りが、思わぬところで役に立ち、
私の気持ちも少しは慰められました。
 
2台のケーキをそれぞれラッピングし、子ども達を車に乗せてまずは実家へ。
父を囲んで、みんなで食べたのですが、私は友人達と紅茶の方を食べる予定だったので
プレーンは遠慮しました。

そして、子ども達を置いて、仲間とともに友人宅へ。
お好み焼きで乾杯し、フルーツを食べて、話に花が咲いて・・・
え?もうこんな時間?と、一同退散。
帰りの車の中で、1人の友人がぽつんと
「あ、○○ちゃんのシフォンケーキ食べてない!!」と・・・。
ゲゲ・・・・(涙)。

しょうがない、家に帰って、腰抜けのケーキでも食べるか!
と思ったら、なんと夫が「全部食べちゃったよ、食べてこなかったの?」と・・・(号泣)。
全部って・・・。タマゴ4コに砂糖65グラム、1人で~??メタボメタボ!!!

1日に3台もシフォンケーキを焼いて、一口も食べられなかった私は、
今こそ最高に悲しい音を奏でられるのでは・・・・と思います。
二女への「模範演奏」として録音しておこうかな・・・・・(苦笑)。
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by ina-kibi | 2009-03-15 00:19 | ピアノ | Comments(2)

素朴なおいしいものたち

この週末は、長女が譜読み地獄に落ちているため(またか・・・汗)、
外はなかなかのよいお天気だったのに、外出もできず・・・(涙)。

ならばと、家の中で、チマチマといつもは作らないものを作って
楽しみました!

まずは一度やってみたかった「牛乳入り甘酒」にチャレンジ!
酒粕を少量の水に溶いて沸かして、お砂糖を入れ、
仕上げにたっぷりの牛乳を入れて出来上がり(思いっきり自己流です)。
これが、さっぱりしていて、なかなかおいしかったです~♪
酒粕がちょっと苦手な娘達も、ぐいぐいと(?)飲んでおりました~。
体も温まり、どこかホッとする味。
これは、さむ~い冬にピッタリの飲み物だと思いました(もう3月??)。
また作ってみようと思いました!

そしてもう一品は、大豆を使ったお菓子です。
これは、長女が学校で「大豆」についてあれこれ調べる勉強をしていて、
ネットで見つけたレシピによります。
その名も「大豆のビスコッティ」です。
材料がとても健康的!
薄力粉の量を減らし、サラサラになるまでフライパンで炒ったおからを使います。
きな粉も入れます。
砂糖は、グラニュー糖とありましたが、レシピより少なめにしてきび糖を使いました。
バターは使わず、油はオリーブオイル大さじ一杯のみ。
玉子も全卵ひとつです。
生地に大豆の水煮を炒ったものを混ぜ込んで、
オーブンで焼いて出来上がりです♪
きな粉の香りが香ばしくて、洋菓子ながら和の雰囲気をかもし出しております~。
お菓子作りは大好きなのですが、
とにかく材料をそろえていると、「こんなにバター」「こんなに砂糖」と食べる前から罪悪感が・・・(汗)。
アレルギー体質の自分には、手を出せない禁断の洋菓子・・・。
でも、この材料ならば、安心してつまめます(笑)。

長女のお陰で、充実したおやつ作りができました。
えっ?長女の譜読み??
どうかそのことは聞かないでください~~(大汗)。
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by ina-kibi | 2009-03-08 20:25 | その他 | Comments(6)

頑張れない人

返事ができない人=二女
であれば、
頑張れない人=長女
である。

長女には「意地」がない。「根性」もない。
すぐにあきらめる。ほんの少しの進歩に、満足してしまう。
長女の心の中はきっとこうだ。
「できなかったけど、頑張ったんだもん。」
でもね、それは「頑張った」とは言わないの。
頑張るとは、目標を達成するために努力することを言うの。

私はあなたが、必死に取り組んでいる姿を、見たことがない。
あなたの100パーセントの力を、見たことがない。
頑張れない人ならば、どうして苦しい道を選ぶの?
それは、まさに「無責任」というもの(怒)。

二女には迷いもなければ、あきらめもない。
何時間かかっても、何日かかっても。
そして「できない」ことはないと思っている。
できていないことは山ほどあるが(汗)、出来るようになると思っている。
そりゃあ、上手じゃないけど、表現力も乏しいけれど、
二女は何も迷わず、ピアノを弾く。
何もあきらめず、ピアノを弾く。
 
長女よ、妹はあなたの背中を追いかけてピアノを弾いてきたのではないの?
今度は、あなたが妹の背中を見て、学ぶ番なのではないかしら?
しっかりしなさいよ!!!



母親の独り言・・・(涙)。
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by ina-kibi | 2009-03-06 22:41 | ピアノ | Comments(0)

返事をしない

教室を移ってから、二女は以前より生き生きとレッスンを受けるようになりました。
先生の話をにこにこ顔で聞き、とにかく楽しくて仕方がない様子。
言われたことに対して、自分なりにアプローチする姿勢が見られ(あたりまえの事ですが・・・汗)
ようやく普通の生徒になれたかな~、と、ちょっと安心をしているのですが・・・。

どうしても、未だに改善されないことがあります。
それは「返事」ができないこと。
何故か彼女は、すんなりと返事をしません。
「この曲、やってきたの?」
と聞かれると、ニコニコしながら首を傾げる。
「やってきてないの?」と聞かれても、同じ態度。
「どっち?」と聞かれても、応えず・・・。
 
二女には毎週、練習曲に題名をつける宿題が出ます。
その題名について、例えば「主人公はどんな人?」と聞かれても
「・・・・」
「「じゃあ、その人は若者?それともおじさんやおばさん?それとも、おじいさんやおばあさん?」
「・・・・」
 
正解があるわけじゃないんだよ。
○○ちゃんがどう考えるのかを聞きたいだけなんだから。
間違いなんてないんだよ。どれでもいいんだよ。
と言われても、応えられません。

すべてにおいてこんな感じで、
とにかく時間のロス、そして本人にとっても先生にとっても、その沈黙の時間は辛いものです。

小さい頃から、ピアノのレッスンにおいては、ずっとこんな感じで、
返事ができませんでした。
「わかった?」と聞かれて、
小さな声で「はい」と返事をすることはなんとか出来るんですが・・・。
 
この「返事」、本人はどう思っているのかわかりませんが、
見ている私はとても気になり、時には腹が立ち、時には悲しくなり、時にはイライラ・・・。
帰りの車の中で、またお説教か・・・と思うと気が重くなります。
もう触れないで置こうと思い、放って置いたこともありましたが、
だからといってどうという変化もなく、
やっぱり伝えるべきことは、口をすっぱくしてでも伝えていこうと、
こちらも根気よく注意を続けて来ました。

そしてまた本日同じことが・・・(涙)。

でも今日の私には、いい考えが浮かびました! 
声に出して気持ちを伝えるのが苦手なら、その分ピアノの音で気持ちを表現出来るようになればいいんだよ!!
だから、返事をしなかった分、たくさん練習をして、音の言葉を増やしていこう!
というわけで、家に帰って休憩なしで2時間練習をしてもらうことにしました。
もし、来週も同じようなことになれば、更に30分延長です。
だって、話せない分、たくさんの表現を身につけなきゃなりませんから。
さっそく帰ってきてから、どんよりした顔で練習をしています。

しばらくは、この方法で様子を見ようと思います。
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by ina-kibi | 2009-03-02 18:24 | ピアノ | Comments(6)

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