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ありがとう!

2月のある日のこと。
我が家で飼っているハムスターの様子がどうもおかしい・・・。
毛並みも悪く、あまり動かない・・・。

ハムスターの寿命は2年程度。
そろそろかもしれない・・・と覚悟はしていましたが、
やはり心配でなりません。

そして、その翌日が、長女のピアノのとあるコンペの予選の日。
長女はピアノどころじゃない。
どうしよう・・・・。

と思っていたら、翌朝、いつものように元気に動き回るハムスター。
餌も食べているし、水も飲んでいる!
おお~、復活したらしい!!
長女も安心して出かけることができました。

それから1ヶ月、元気に過ごしていたのですが、
様子のおかしい日が増えてきて、
ついにヨタヨタとよろけて歩いてはひっくり返り、
ひっくり返ったら自力では起き上がれなくなってしまいました。
それでも、餌を食べ、水を飲んで、細々と生きていてくれました。

ある朝、前の夜に入れた餌が一つも減ってなくて、
一晩小屋から出てきた気配もありませんでした。
あんな小さな体で、一日餌をべてないということは、
本当にもうお別れなのかも・・・。
その日は小学校の終了式の日。
夫は娘たちにこう言いました。
「学校から帰ってきて、もし、ハムちゃんが死んでいたら、辛いかもしれないけれど、涼しいところに小屋を移しておいてくれる?」と。
子ども達は「わかった」と答えました。

いつものように、慌しく朝の準備をしていたら、
なんと、ハムちゃんが小屋から出てきたのです。
ヨタヨタとした足取りですが、でも、なんだか力を振り絞って歩いているように感じました。
小屋(中はあまり見えない)から、トイレ(半透明なので姿がよく見える)に行って、
そこでじっとしています。
「よく見ておこう。もう会えないかもしれないもん。」
そういって、家族で「ありがとね~、姿を見せてくれて」と声を掛け、
数分間ハムちゃんを見守りました。

仕事から帰ってきたら、長女がハムスターのケージの前に座っていました。
ケージの屋根は外されていて、ハムちゃんの小屋が取り出されていました。
長女の背中と、光景を見て、亡くなったのだとわかりました。

カンカンに凍っている庭の土に、何度も何度もやかんで沸かしたお湯を掛けては掘り、掛けては掘り、かなりの時間を掛けて、ハムちゃんを埋めることが出来ました。

大事な日に、安心させてくれたこと。
旅立つ前に、姿を見せてくれたこと。
ウソのような本当の話しです。

家族みんなが、ハムちゃんのこと大好きでしたが、
一番よくお世話をし、かわいがっていたのが長女でした。
ハムスターは何にも言わないけれど、
精一杯の「ありがとう」を、長女に告げてくれたのだと思います。

毎日欠かさずお世話をしてくれた長女に、私からも、ありがとう。
そして、2年間、家族みんなを癒し続けてくれたハムちゃん、ありがとう!!
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by ina-kibi | 2010-03-30 19:34 | その他 | Comments(2)

胸を張って楽しもうよ!!

少し前から、今年もまたコンペへの取り組みが始まっています。
コンペは出て当たり前・・・というスタンスではないため(私が!)、
やっぱり今年も確認をしてみました。
長女は「今年は難しくても、自分がやりたい曲に挑戦したい!」と
例年よりは意欲がある様子・・・。
そして二女は「コンクールには出たいんだけど、練習はあんまり・・・」と
世の中の子どもの代表みたいな意見を小さな声で言いました。
「でもさ、それはちょっと無理じゃない?」と、
私も親の代表みたいな意見をついつい・・・。
まあ、結論を急がず、様子見ということで。

1週間経ち、2週間経ち。
なんだか、全然形になっていかない二女。
さすがに課題曲も高学年ともなると、
『なんとなく』ではこなせなくなってきます。
ここで歯を食いしばってくらい付いていくか、
はたまた、マイペースで自分を貫くか。
ここが大きな分岐点のようです。

先生の期待、そして親の期待は、
『ピアノの自立』にあります。
自分で音楽を作っていくこと。
そこに楽しみを感じてもらいたい、ということ。
この1点に尽きるのです。

でも、それも、根底に『ピアノが大好き!』という気持ちあってのこと。
普通に好き、なら、普通に付き合えばいいわけです。
あとで大好きになったら、そのとき大好きな付き合い方に変えればいいわけだし。
そんなことも含め、二女とはのんびりあれこれ話をしました。
二女は、マイペースではありますが、努力を嫌がることはありません。
なのですが、自分が想像している以上の努力を強いられたり、
自分なりに頑張っているのに、自信を持って先生の前で弾けるようにはならないような課題に、
今ちょっと嫌気がさしているように感じます。

何も、年齢にこだわることなんてないんだよ。
小学生で幻想即興曲が弾けた人と
50才でソナチネが弾けるようになった人と、
どっちがすごいとか、どっちが幸せとか
ないでしょ?
今は、今の自分がやりたい分だけやればいいんだよ!
そしたら、お母さんも怒らなくて済むし、我が家に平和が戻ってくるよ~♪

というわけで、コンペのスケジュールに振り回されることなく、
二女ペースでのんびり続けていくことになりました。
なんとさわやかな!!!
ここ数年、この時期にはずっと何か違和感を感じていたので、
ひとまずスッキリしました。

長女は、ある意味「自立」に至ったかな~?という気がしているので
こちらが悩むことはありません。
これまたスッキリです。

年度末、自分の気持ちもあれこれ整理して、
気持ちのよい4月のスタートが切れますように・・・。
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by ina-kibi | 2010-03-27 16:18 | ピアノ | Comments(4)

チームワーク

今更なのですが、強く感じることがあります。
それがこの、「チームワーク」という言葉。
これは、片手でいえば5本の指。

楽譜には、指番号が記されています。
娘たちは、それを適当に読み流して、
自分勝手な番号で譜読みしてしまい、
いつも、後になってから直すのに苦労しています。
楽譜に記された指使いは、
音の流れを考えてのことだろうから、
守る方がいいに決まってる!と思っていました。
その演奏者の手の大きさや、器用さなどによって、
ベストと思われる指使いも変わってくるのでしょうけれど、
まずは楽譜どおりに・・・。

でもって、弾けるようになると、
音楽が滞りなく最後まで流れてさえいれば、
「指番号」のことなど、考えもしなくなります。

ですが、最近、音一つ一つに、
指1本1本の責任を感じるといいますか、
なんでしょう、「意識」が向くようになりました。
自分としては、何か大きな発見をしたような気分で、
ピアノを弾くのが新鮮に感じられます。

ピアノを弾くとき、5本の指がそれぞれ、
流れの中にあるその音を、「自分はこの音をこう出します!」と
責任を持って打鍵することって、とても大事で、
そうやって弾くと、一音一音がとても新鮮に感じられる・・・といういこと。

そして、この5指それぞれは、自己主張だけではなく、
前の指から引き継いだり、次に受け渡したり、
チームワークが必要なんです。

そんな気持ちで自分の指を眺めていると、
1本1本に顔がついているように見えてきて、
とても愛しく感じます(笑)。
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by ina-kibi | 2010-03-11 23:01 | ピアノ | Comments(2)

ピアノの音

最近、ピアノの音が、とても透き通って聞こえます。
初めてこのピアノを弾いたときよりも、ずっとずっと・・・。

調律をしていただいた直後は、いつも音が「マイルド」になったな~と感じ、
やわらかい、やさしい曲が弾きたくなります。
今回の調律後もそうでした。
1週間経ち、2週間経ち、そのうちそのマイルドさが日常に溶け込んでしまうのですが
今回は、どんどん音が澄んできているように感じるんです。
とても不思議です。
季節的なこと?
湿度などが、このピアノにちょうどよい時期なのか?
それとも、他にもなにか?

つくづく、「ピアノって、生きてるんだなあ。」と感じます。

公私共に忙しく、なかなか1日中ピアノが弾ける休日もないのですが、
今、この音のピアノを、じっくり楽しみたいと、
夜な夜なピアノのふたを開けて、夜更かしの日々です。
大人にも、春休み、いただきたいですね!!
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by ina-kibi | 2010-03-08 23:40 | ピアノ | Comments(6)

桃の節句に・・・

おひな祭り→ピンク→春!

そんな幸せな連想は、朝起きて断ち切られました。
いつ降ったんでしょう・・・・音もなく・・・・(涙)。
朝から雪かきで一汗流し、
通勤の渋滞見込んで食事もそこそこに家を出、
職場に着いたら駐車場の雪かき・・・。

なんと、午後からまたひと雪降って、
帰ってきてからもまた雪かき・・・。
もう勘弁してください・・・。
今日はそんなおひな祭りでした。

母は旅行中で、出発前に「お父さんのこと、お願いね♪」と声掛けられていたので
今日は父を招待しました。
父はとってもおいしそうなひなケーキを持って、やってきました(嬉!)。

今日に限って、「2,3時間かかる~~~」という、山のような宿題を出された二女は、
大好きなじいちゃんが遊びに来てくれているのに、茶の間のテーブルで社会の宿題に追われていました。
長女は宿題は5分で片付け、二女に何度も
「かわいそうに・・・。何もひな祭りの日にこんなにたくさんの宿題出さなくったっていいのにね。
まったく、○○先生、ひどいよねぇ。」と声をかけ、自分はじいちゃんとテレビを見てだらだら過ごしていました。

今日は父が帰るまでは、ピアノのことは言うまい、と、硬く決心していました。

8時に父が帰り、娘達、ピアノの練習を始めました(私に言われて・・・怒)。

二女は、譜読みアレルギーで、最近、見慣れない楽譜を見ると、目が痒くなるそうです。
今日は、初めてインベンションに挑戦(無謀)。
目をこすりながら、片手練習をしていました。
とにかく、指使いだけは注意して!!あとで直すの大変だから(懇願)。

二女の最近の傾向は、とても気持ちよさそうに音を出すようになったこと。
それはとてもよい傾向だと思うのですが、
決してよい音が出ているわけではないというのが難点(汗)。
上手く弾けているわけではないのですが、
本人は満足そうに弾くのです。
つまり、自分の中での合格点が、甘いようです。
この人、今年はそうとう苦労すると思われ・・・、
おそらく、悲しい結果に終ると思われ・・・。
それでも挑戦するというので、その根性、練習で発揮してもらえたら・・・と願うばかりです。

そして、長女。
この人は、なんだか、「個性」というか「頑固」なところがとても目に付く今日この頃です。
例のアレルギーは相変わらずです。
レッスンで、「次、ツェルニー」と先生がおっしゃると、
一瞬にしてレッスン室の空気が重くなります。
私も、耳を塞ぎたくなる瞬間。
そして、案の定、聞こえてくるのは、恐ろしくのんびりして、
恐ろしく平坦な演奏。しかも、ミスてんこ盛り。
あ、またお説教だ・・・と思う間もなく、お説教が始まります。
「あなたね~、食事でも、バランスって大事でしょ?
お肉ばかり食べていたらよくないわよね?野菜も、ごはんも食べるでしょ?
あなたの練習の仕方は、ものすごく偏食なのよ。」
おお、今日は食事できたか・・・。
色んなバージョンがあるのです。

そして今週は、先生、いよいよこんなことをおっしゃいました。
「わかった。嫌なんでしょ?見たくもないのよね?
ならば、一刻も早く終らせましょう!!
効率のよい練習をして、誰よりも早く、ツェルニーを終らせちゃえばいいのよ!
そんなに嫌いなら、もうそれしかないわよ♪」
なるほど・・・、そこから訴えかけるとは、さすが先生!!
と感激したのも束の間。
家に帰ると、やっぱり、さっぱりなのです。
もう5年生。っていうか、もうすぐ6年生?
横について、それリズム練習だの、それ指使いだの、私だって言いたくありませんし、
娘だって言われたくないと思うのですよ。
ですが、あまりにひどくて、ここ数日、ツェルニーを一緒に弾いています。
難しいですね、ツェルニー・・・・(汗)。

そんな長女は、、またまた三声に挑戦中。
先生がちょっと弾いてくれた、その感じが気に入ってしまったようで、
他の曲には目も向けず・・・・。
各声、色分けして、丁寧に譜読みしています。
その努力を、ぜひ、ツェルニーにも分けてください。

寝る支度をしながら、長女がこんなことを言いました。
「ダメだ~~、夜は眠くて頑張れない。
明日から早起きして、ハノンとツェルニーやらなきゃダメかな・・・」と。
実行できたら、それは素晴らしいと思いますが・・・。
早朝から、長女のあのツェルニーを聞かされるのはちょっと・・・(汗)。
ま、起きれないと思うので、言葉を飲み込みました。

こんなおひな祭りの1日も終わり・・・
明日は、娘達の将来のために、頑張って雛人形を片付けないと・・・(笑)。
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by ina-kibi | 2010-03-03 23:54 | ピアノ | Comments(0)

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