<   2010年 09月 ( 8 )   > この月の画像一覧

評論的な耳

週1回のレッスンで、
何かの都合で一度お休みが入ると、
かなり中だるみしてしまう我が家の娘たち。
とりあえず、毎日ピアノの前には座っているようですが
目に見える進歩、というのは
新しい曲の、音が並ぶようになっていくことくらいしか
私には感じられない、残念な感じ・・・(涙)。

どこかで目にした言葉なのですが
レッスンで、先生に質問したいことが出てくる様な
そんな練習を目指しましょう・・・と。

なるほど・・・
確かに、大人の私が家でピアノを弾いていると
「ここはどうなんだろう?先生だったら、どう解釈されるのだろう?」
と思うところが、次から次へと~~!
そのような疑問点は、弾き込んでいくうちに
自らストンと理解できたりもするんですよね。
これが、「興味」を持ってピアノに向かう大人と
「惰性」でピアノに向かう子どもとの違い・・・ということでしょうね。

1人で練習していて、困る部分ってない?と娘たちに聞くと
「ここが弾けない」「これも弾けない」と、できないことばかり並べます。
それって、単に練習不足。
そして、過去に何度となく教わった効果的な練習方法を、
自分の引き出しから引っ張り出してくる力が備わっていないことの証(涙)。
まあ、それも含め、子どもの総合力ということですね、残念ながら。

そして、成長を続ける私は(胸を張って言ってみる!)
音が並んで、それなりに気持ちを入れて弾いている娘たちの演奏の
なにがどうなってるから、これ程度にしか聞こえてこないか・・・ということ
分析出来るようになってきているように思います。
これまた、残念ながら、娘たちは聞く耳をもっていないのと
今は、あえて放牧状態なので、深入りしませんが。

ラヴェルのメヌエット
長女の最大の問題点は
拍感ですね・・・。

メヌエットといえば
娘たちは小さい頃
バッハのメヌエットを何曲か勉強しました。
その時のことを思い返すと
なんて大切なことを教わっていたのだろう!!と思います。

そして、ラヴェルのメヌエットのような、
古典の形式を土台に、その作曲家独自の雰囲気を持った曲は、
その基礎の部分をおろそかに、雰囲気だけで演奏すると
薄っぺらくて、つかみ所のない音楽になってしまうように思います。
まさに、今の長女の演奏そのもの(苦笑)。
本人は、それなりの雰囲気で気持ちよさそうに弾いているものの
聞いている方は、気持ちよくない、いえいえ、なんだか気持ち悪いのです。

3拍子の、2,3泊目に重さが来ないように、そこでテンポが後に引っ張られないように。
あくまでも、メヌエット。
フレーズのまとまりが、なん小節ごとか。
どこまで進めてまとめたらよいのか。

致命的なのが、2泊目の裏拍。
スーッと足を横にスライドさせるような
2拍目から3拍目への流れが欲しいところです。
こういうところは、意識ひとつで、乗り超えられると思うんだけど・・・。

自分の、評論的な耳が育つ速度と
娘たちの成長の速度にギャップがありすぎて
ストレスのたまる毎日です(苦笑)。

長女はかなりラヴェルの音楽にハマったようで
今度は1ページの「プレリュード」という曲の譜読みを始めました。
この曲もCDで聞いた曲ですが
初めて聞いた時に
最初の2小節聞いただけで「この曲好き!」と言った曲です。
好きならばなおさらのこと、
大好きな作曲家の大好きな曲が台無しにならないように
向き合ってもらいたいな~と願っています。

私も、プレリュードの譜読み、頑張らないと!!
[PR]
by ina-kibi | 2010-09-30 22:29 | ピアノ | Comments(0)

今日はいい日だ~!!

この土日は、な~んの予定もなく
家でのんびり過ごしていました。

今日は午前中、髪を切り
午後からは、プロ野球をテレビで観戦。
応援しているチームが見事逆転サヨナラ勝ち!!

夜は、娘たちの練習するピアノを聞きながら
長女にほんの少しアドバイスを・・・
これまた、ほんの少しでも、曲が進化していくのを見ているのは
やっぱり楽しいですね。

子ども達が寝てから
ネットであれこれ・・・

今練習中のラヴェルの曲と合いそうな
フランスバロックの曲をずっと探していました。
以前よく聞いていたCDを聞いていて
ある短い曲に再会し
当時憧れていたな~~、ということを思い出し
楽譜を探していたのですが見つからず・・・
先生に尋ねてみても「う~~~ん、聞いたこともないわ~」と・・・。
残念・・・・(涙)。
3声の曲なので、さすがに音を聞いて楽譜を起こすというのも自信がありませんし
縁がなかったのかな~ということで、あきらめましょう。

でもって、他に合いそうな曲はあるかな?と。
CD通り、グリーグのアリエッタ→バッハ平均律1番プレリュード→ハイドンの・・・
この流れはすごくいいんですけど、そのまんまっていうのもね(汗)。
演奏のレベルが違いすぎるだけに、辛いものが・・・(爆)。
プレリュードは音は出せるので、とりあえず練習しつつ
アリエッタは以前は弾けたけど、今はさっぱり弾けなくなってしまったので
温め直そうと、少しずつ弾き始めました。

色んな思いを引きずりながら
あちこち見ていて海外の楽譜をダウンロードできるサイトに行き着き、
組曲を集めた楽譜を片っ端からチェック。
調と舞曲の名前がわかっていたで、根気強く1ページずつ。
すると、あったのです~~!!!お目当ての曲が!!!!
無事ダウンロードできて、今手元に~~~♪
さっそく弾いてみて「これだ!」と感激しています。

だけどだけど、この曲を弾いて、ハイドンの・・・を弾くと
ん??なんか、流れがよくないかも・・・(涙)。
何ででしょうね・・・。調の関係とか、あるのでしょうか(汗)。
間に、バッハのプレリュードをはさんでみると、しっくり行きます。
やはり、CDの曲順って、考え抜かれた結果なのでしょうね
さすがです~~~。

というわけで、ささやかな、自分ひとりのコンサート。
この3曲を大事に大事に磨いて、いつの日か・・・。

今日は本当に、いい日になりました。
[PR]
by ina-kibi | 2010-09-26 23:11 | ピアノ | Comments(0)

暗譜の不思議

只今、無謀な2曲に取り組んでいますが
ラヴェルの方は、どんだけ弾いても暗譜などできる気配もなく
エチュードの方は、1日1回しか弾けない日があっても
いつの間にか暗譜が出来ている・・・・。
何故だ??

暗譜ができると、弾くのはいっそう楽しくなりますね。
いつでもどこでも「弾いてみようかな!」という気になりますし。

ショパンのエチュード、
なかなかテンポは上がりませんが
長い目で、自分を応援して行こうと思っています。
こんなびっくり動画も発見!!
電子ピアノでこれだけの表現・・・・。
若いって素晴らしい!!
自分よ、頑張れ~~~!!
[PR]
by ina-kibi | 2010-09-23 21:03 | ピアノ | Comments(0)

五感を駆使して

ラヴェルの例の曲
音が取れたら、次なるステップへ・・・

この曲は、メヌエットなので
あくまでもメヌエットらしく・・・

その上で、ラヴェルらしい音色や
和声の響きを
どう表現していくか・・・

短い曲ですが、
しっかりとした多声音楽
しかも「HAYDN]という暗号のような音の並びからなるテーマが
あちこちに出没
曲の一番の肝の部分では
PPから始まる、不協和音の反進行によるクレッシェンド・・・
予想以上に、中身の濃い1曲のようです。
恐るべし、ラヴェル様・・・

目指す音色は・・・

明るくやわらかく、温かい感じの冒頭4小節
ちょいと色合いが変わる次の2小節は、少々ミステリアスで
その前より少し固めのクリスタルな音色
そして続く2小節は、テーマへ戻っていくホッとしたようなやわらかな音色

まずはこの(4+4)×2 

次は低音部に現れる「HAYDN」のテーマ
少々太く、音の面積を広めに
続く中低音(っていうの~?)に現れるテーマは鏡文字で
どこか浮遊しているような、落ち着かない現れ方
この、浮遊感がまた、とってもたまらないのですが
音で表現しようとすると、本当に難しく歯が立たない・・・・(涙)。

というわけで、2ページの曲の半分
1ページは、第一印象の音のイメージで
1,2週間弾きこんでみようと思っています。
[PR]
by ina-kibi | 2010-09-18 20:38 | ピアノ | Comments(0)

達観

最近の親としての自分。
力の抜け加減が、
自分でもなかなか気に入っています。

ツェルニーやバッハ
1曲1ヶ月かかってもいいじゃ~ん♪
いやいや、2ヶ月やったってそれも素敵じゃない!!
と、本気で思えるのです。

発表会の曲も、
「簡単すぎる」とお叱りを受けようとも
「難しすぎる」とお叱りを受けようとも
本人達が弾いてみたいと思う曲を
今できる範囲で理解して仕上げられたら
それで十分、よい思い出になるに違いない、
と、本気で思えるのです。

大人の人が弾くピアノを聞くと
ビギナーの方の演奏でも
本当に心にぐっと来るものが必ずあるんですよね。
それは「弾かされて」いないから。
弾きたくて弾きたくて弾いているから、だと思います。
しかも、人前で弾く曲には
かなりの思い入れもあると思います。
テクニックなどどうであれ、伝わってくるものが必ずあります。

では、子どものピアノって?
結論は、同じですよね・・・。

大人の専門家が作り上げる音楽を
手取り足取り教えてもらって
上手にまねして演奏することよりも
今の娘達にとって
もっともっと大事なことがあるはず。
それを、親が大事にしてあげなくてどうする!!
そんな心境で、応援(という名の放置・・・爆)している今日この頃。

レッスンでの先生のお言葉が
娘達の頭を越えてこちらに飛んできているのを
全身でひしひしと感じつつも、
ニコニコ平常心。
もうここからは、自分の足で進んでいってもらわなきゃね~。
後ずさりしても、ずっと同じ場所に立っていても
それはそれで、いいってことですよね~。

40過ぎてから、今の私のように
ピアノと心中してもいいくらいの勢いで
ピアノを弾くことだってあるんだし(笑)。

先生、最近の我が家、本当にごめんなさい・・・・(汗)。
[PR]
by ina-kibi | 2010-09-17 23:05 | ピアノ | Comments(0)

競争相手

前日の記事の「ハイドンの名・・・」の曲の譜読みについて
私がスッキリしてきたら、長女のテンションが急降下(汗)。
「そりゃ、お母さんの方が早いに決まってるし・・・」と。
おっしゃるとおり、歳の功、ってもんですが。

では、歳相応の重荷を背負って競争してみようか!?ということで
超無謀曲、ショパンのエチュード 10-1
この楽譜を久々に広げて、夕べから弾き始めています。
ラヴェルの曲のように複雑な和声に泣かされることもなく
とてもさっぱりとした、簡潔な楽譜で、
音取りにはまったく苦労しないのですが、
なにせ、指が動かない・・・(号泣)。
これを、毎日朝夕一度ずつ弾いて、ストップウォッチでタイムを記録してみようと思いつきました。
ゆっくりでも、自分なりに「すらすら」弾けたな~と感じた時が、私のゴール。
長女の譜読みと競争です♪
「これなら勝てるかも?」と今日は少々張り切って練習していた長女。
やる気が何よりのエネルギーです。
かなりまとまってきた様子。

私も、心に理想の10-1を常に流しつつ、
えっちらおっちら、指を動かして行こうと思います!
いつ聞いても、何度聞いても、本当に素晴らしい演奏です。

ちなみに、10-1は1曲目
辻井さんは2分弱で弾き切りますが
今日の私は8分弱(涙)。
目指せ、4分(控えめ・・・笑)!!!


[PR]
by ina-kibi | 2010-09-13 21:11 | ピアノ | Comments(0)

まだまだこれから

ラヴェルの「ハイドンの名によるメヌエット」
という曲が弾きたいね~と
長女と話しをして、楽譜を注文し、手に入れてから
およそ3週間弱経過しました。

長女もこの曲をフヨミをしているのですが、
未だ、曲の輪郭が見えず・・・ (お気の毒・・・)

私も、楽譜が届いたその日から
色んな角度からアプローチ。
弾かない日ももちろんあります。
ですが、少しずつ手をつけて進めていると
それなりに形になってくるのでとても嬉しい!!

今日は、久々にゆっくりピアノに向かい
ブラームスの間奏曲の音を拾いつつ
この、ハイドンの名によるメヌエットを
繰り返し弾いていました。
続けていると、弾けるようになるんだな~って
しみじみ感じています。

まだまだ、思ったテンポには程遠いけど
この調子で続けて弾いていきたいです。

ブラームスの間奏曲Op117の楽譜の「はじめに」の部分に
こんな文章が載ってます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブラームスは、既にこの作品の書き写しを出版前に、
その出来映えの批評を求めかたがた、いつものごとく
もっとも親密な友クララ・シューマンとヨーゼフ・ヨアヒムに送っている。
クララは日記に、Op116および117について、次のように記している。
「真の悦びの泉、もうすべてであり、詩的、情熱、夢幻、誠実
そしてなんと素晴らしい響きの横溢・・・・
これらの曲はわずかの箇所を除き、そう難しくありません。
でも精神的には洗練された聡明さが必要でしょう。
かれが考えたように奏するには、かれブラームスに精通していなければなりません。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これを読んで
「そう難しくありません」の部分と (難しいって・・・って思った・爆!)
「精通していなければなりません」の部分に反応。
ラヴェルに関しても、同じことが言えると思いました。
精通しなくては、本当の意味で、彼等の作品を「奏でる」ことは
出来ないんだろうな・・・・と。
自分には厳しい現実ですが。

これまた、少しずつ色んなことを知っていきたいです。
もっとのもっと深いところで、ピアノを弾く喜びを感じられるように・・・。
[PR]
by ina-kibi | 2010-09-12 20:54 | ピアノ | Comments(0)

ブラームス

先日、ピアノ部屋の本棚の整理をしておりました。
少しずつ増えてきた楽譜を、
並べ替えたりして・・・・

背表紙も読めないほどの薄い本が
久々に発見され、日の光を浴びました!!

ブラームスの間奏曲
この楽譜は、演奏するためにではなく
大好きな曲を、楽譜を見ながら聞くために
何年か前に購入したものです。

いつか自分の指で・・・という思いも
ほんの少しはあったのかもしれませんが
いたずらに音を出してみることしか
未だに出来ません。

中でも、大好きな2曲

懐かしい、温かい、居心地のよい
そんな風景が浮かびます・・・(勝手なイメージ!)

母の背中
庭の花
春のうたた寝・・・



茜色の空
穏やかな海
草の香り・・・


[PR]
by ina-kibi | 2010-09-10 22:29 | ピアノ | Comments(4)

日々の記録


by ina-kibi
プロフィールを見る